映画コラム メキシコの女性画家・フリーダ・カーロ、彼女をめぐる2つの映画の見どころ 一度目にすると、釘付けになる。痛みを感じて目を逸らしたいのに、なぜか吸い寄せられるようにまた見てしまう。メキシコを代表する現代美術の女性画家・フリーダ・カーロの絵には、人の感情をえぐる何かが凝縮されている。芸術家を一人ずつピックアップし、作... 2021.02.04 映画コラム
映画コラム 映画「哀愁しんでれら」と、幸せがもたらす超ダークサイド|東紗友美の”映画の読みかた” 児童相談所に勤める裕福ではないものの、真面目で優しい女性・小春(土屋太鳳)。彼女は運命の出会いを果たしたエリート医師・大悟(田中圭)とのシンデレラストーリーを駆け上るが、その後少しずつ自分自身を見失っていく。そして、ついには社会を震撼させる... 2021.02.04 映画コラム
映画コラム 『モルエラニの霧の中』レビュー:大杉漣、小松政夫も出演の“七つの記憶の物語” 増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」映画をめぐる環境は常にめまぐるしく変わっていくもので、現在は日本全国から発信される映画製作も盛んになってきています。それは単に地方ロケしたものということではなく、それぞれの地域の有志、地域の映画作... 2021.02.04 映画コラム
映画コラム 『ヤクザと家族』レビュー:健康で文化的な最低限度の生活を奪われたヤクザを描く かつてヤクザ映画には義理人情とロマンがありました。しかし、藤井道人監督の『ヤクザと家族』は、現代ではそんな夢を見ることは許されなくなってしまったことを描いています。反社会勢力であるヤクザという組織は、かつての日本社会に必要悪としてなくてはな... 2021.02.01 映画コラム
映画コラム 【ネタバレ】『映画 ギヴン』レビュー|大人の三角関係の裏側にあった主人公の成長 個人的にティーンのキラキラとまぶしい青春モノよりも、猪突猛進の恋愛に恐怖を覚えた大人7割子ども3割みたいな大学生くらいの、カカオ分高めのチョコレートのような物語にグッとくるところがあります。漫画「ギヴン」という作品においては、テレビアニメ化... 2021.01.31 映画コラム
映画コラム 【ニコラス!ファッキン!ケイジ!】Netflix「あなたの知らない卑語の歴史」が控えめに言ってヤバい 僕は海外の映画で飛び交う汚い言葉の意味や使い方を、意識して知ろうとすることはなかった。だけど、「あなたの知らない卑語の歴史」の第1話を見て、思わず叫んでしまったんだ。「なんだ、このファッキン素晴らしいドキュメンタリーは!」ってね。その勢いで... 2021.01.30 映画コラム
映画コラム 『天国にちがいない』レビュー:“現代のチャップリン”の旅から窺えるパレスチナと世界 増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」パレスチナ問題とは、実に複雑怪奇で、とても簡単に語ることなどできないものでもあります。しかし、そのパレスチナ問題を常にユニークな視点で描き上げ、“現代のチャップリン”と称される映画監督がいます。”... 2021.01.30 映画コラム
映画コラム 『心の傷を癒すということ 劇場版』コロナ禍の今に必要な映画になった「3つ」の理由 2021年1月29日より、『心の傷を癒すということ 劇場版』が公開されています。本作が原案としているのは、志半ばでこの世を去った実在の精神科医・安克昌(劇中の名前は安和隆)氏の著書「心の傷を癒すということ 神戸…365日」。その生涯を、遺族... 2021.01.30 映画コラム
映画コラム 菅田将暉の魅力と2020年の振り返りー映画、ドラマ、歌 映画『糸』より映画やドラマの出演、そして歌手活動。俳優の枠を飛び出し、さまざまな方面で活躍を止めない菅田将暉。2020年のドラマ出演は「MIU404」の1本。映画出演は『糸』『浅田家!』の2本。楽曲発表は「虹」の1曲。これまでの露出頻度に比... 2021.01.29 映画コラム
映画コラム 『おもいで写真』レビュー:遺影ならぬ“おもいで写真”を撮り始めた女性の心の軌跡 増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」どこの国にも独自の文化と、世界中どこも変わることのない普遍的な営みがあります。ふと、自分が死んだときの葬式の風景なんて想像してみたことがありますか?また、そのとき自分のどのような遺影写真が飾ってあ... 2021.01.28 映画コラム