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ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『DANCING MARY ダンシング・マリー』ホラー?喜劇?ヤクザ映画?ジャンル分けもナンセンスな純愛エンタメ!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTこのタイトルでEXILE NAOTOが主演なので情熱的なダンス映画かと思いきや、何ともジャンル分け不可能な、実にSABU監督らしいアナーキーな作品です。冒頭からホラーチックな雰囲気で始...
ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『アンテベラム』“未解決の過去は現在に害をなす”ことの恐怖を知らしめるパラドックス・スリラー

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTどの映画でも大小あるにせよ鑑賞前のネタバレには気を付けないといけないところがあるわけですが、『ゲットアウト』(17)『アス』(19)のプロデューサー、ショーン・マッキトリックらによる最...
ニューシネマ・アナリティクス

ミムジー・ファーマー:『MORE/モア』『渚の果てにこの愛を』“海と太陽に愛された死の天使”の魅力

映画『MORE/モア』より ©1969 FILMS DU LOSANGE■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」映画ファンを自認する方ならば、誰しも忘れられない「私だけの映画スター」が存在するものと思われます。それは何も大スターや人気...
金曜映画ナビ

シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションで上映された『恐怖の白魔人』と『キラー・メイズ』

スペインのバルセロナで開催されるジャンル映画の祭典「シッチェス映画祭」の上映作品からよりすぐりの作品群を日本で上映する「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」が、今年も10月29日より東京ヒューマントラストシネマ渋谷&大阪・シネ...
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〈新作紹介〉『スウィート・シング』日本よ、これがアメリカのインディーズ映画だ!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT今や世界中でインディペンデント系映画、俗にいうインディーズ映画は当たり前のように作られ続け、その中からメジャーへと躍り出ていく図式も普通に成されている映画界ではありますが、一方ではそん...
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〈新作紹介〉『アレックス STRAIGHT CUT』ヒロインが辿る地獄の一夜の時系列を逆転させた問題作の順列ヴァージョン!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT作品の出来不出来など二の次にして、生理的に好きか嫌いかが毎回問われてしまうギャスパー・ノエ監督作品。異端児とも問題児とも、いくらでもアブノーマルに呼称できる彼の作品群の中でも、ひと際ス...
ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『MONOS 猿と呼ばれし者たち』本年度屈指の問題作&傑作!“子どもたちの『地獄の黙示録』”の行く末は?

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT2021年度日本公開された数多き国内外の映画の中で屈指の問題作であるとともに、傑作でもあります。コロンビア内戦を背景に、標高4300メートルの山岳地帯でアメリカ人の人質を監視する、コー...
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〈新作紹介〉『老後の資金がありません!』嫁・天海祐希×姑・草笛光子が導く人生の楽しき結論とは?

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTタイトルを見て、思わずドキッとされた方はさぞ多いことでしょう(私がそうです……)。いつでしたか老後の資金に2,000万円くらいは必要と騒がれたことがありましたが、まあなかなか普通の家庭...
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〈新作紹介〉『そして、バトンは渡された』石原さとみの映画の「代表作」がついに誕生!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT※本記事では、ネタバレに相当する明かされていない事実を含んでおります。予めご了承ください。前田哲監督が『老後の資金がありません!』の後に手掛けた映画ですが、コロナ禍の影響もあって、結果...
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〈新作紹介〉『モーリタニアン 黒塗りの記録』国家の闇の真相を断固追求するアメリカ映画ならではの社会派エンタテインメント

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT邦題にある「黒塗り」と聞いただけで、国家および政府の悪しき隠ぺい工作などをご想像される方は、特に今の時代さぞ多いことかと思われます。そのご想像通り、本作はアメリカ合衆国がもたらした「闇...