不安なことがあるあなたへ送りたい!カンフーパンダがくれた「今日という贈り物」を

アニメ映画『カンフーパンダ』は名言の宝庫です。

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シリーズ第1作、第2作とも、根底に這うテーマには禅や仏教の思想が色濃く、安らかな心で生きることにワクワクする希望の言葉が溢れています。

2016年夏には待望の続編『カンフーパンダ3』が日本でも公開されるということで、今日は珠玉の名言の中から特に素敵な言葉を紹介します。

竜さんの「大切なことはぜんぶ映画が教えてくれた」

「昨日とは過去のもの。明日とは未知のもの。今日の日はもうけもの。それは天からの贈り物」

主人公のパンダ・ポーは、伝説の竜の戦士に選ばれてカンフーの修行をはじめるんだけど、ひどい失敗の連続で、憧れのマスター・ファイブには嫌われるしで、もうカンフーは諦めて元のラーメン屋さんに戻ろうかと悩むんです。

すると、ポーの師匠のシーフー老子よりさらにエライ亀のウーグウェイ導師が言います。

 

「あきらめる、あきらめない。ラーメンる、ラーメンない。

君は今までとこれからを心配しすぎなんです。

言うでしょう、昨日とは過去のもの。明日とは未知のもの。今日の日はもうけもの。それは天からの贈りもの」

 

「今まで」カンフーの修行なんてしたこともなくて、能力も経験もない自分のような者が「これから」どうしていけばいいのか?

と、ポーは悩んでいるわけですね。

でも大切なのはそんな過去や未来ではなく、今どうするか、今どうしたいのかだろう、と導師は言うのです。

原典はアメリカの女流作家アリス・モース・アールさんの言葉

この言葉の元ネタは、1900年代に活躍した歴史家のアリス・モース・アールさんが著書の中で書いたもので、後にルーズベルト大統領夫人がスピーチに引用したことで有名になったそうです。

 

Yesterday is history, Tomorrow is mystery, and Today is a gift.

That is why we call it “present”.

 

無理やり直訳すると…

 

「昨日は歴史。明日は神秘。今日は贈りもの。だからそれをプレゼントと呼ぶ」

 

英語でpresentというのは「プレゼント(贈りもの)」の他に「現在」という意味もあるので、そこに引っかけたうまい言葉なんですね。

「今ここ」を生きると心が楽になる

老子も同じようなことを言っています。

 

If you are depressed, you are living in the past.

If you are anxious, you are living the future.

If you are at peace, you are living in the present.

 

あなたが落ち込んでいるとしたら、あなたは過去に生きている。

あなたが不安だとしたら、あなたは未来に生きている。

あなたが平穏な心なら、あなたは今を生きている。

 

僕のところへ悩み相談に来る人もそうですが、人間が抱える苦悩のほとんどは「過去に執着している」か「将来へ不安を抱いている」かのどちらかなんです。

「過去」にやってしまった失敗や、やってこなかった努力、怠けて積んでこなかった経験などを持ちだして、自分なんてダメだ、と落ちこんでしまう。

勝手に思いこんだダメな自分を引きずるから、ろくでもない「未来」がくると信じこんで不安になる。

でも過去は終わったもの。誰にも変えることなんてできません。イヤな過去なんて忘れていいんです。他人の過去なんて誰も気にしてませんよ。気にしてるのは自分だけ。

未来に何が起こるかなんて誰にもわからないんです。明日いきなり宝くじに当たるかもしれないし、会社をクビになるかもしれないし、死んじゃうかもしれない。そんなもの心配してても何も変わらない。

むしろそうやって過去や未来を思い悩んでいると、悪いことばかり引き寄せるものです。

「過去」も「未来」も、僕らにはどうすることもできないのです。

ただひとつ、僕らができることは「今」を生きることです。

「今ここ」にあるものだけが、確実に存在するのです。

今目の前にあることに集中する、楽しんでやることが積み重なって、明るい「未来」になっていくんです。

それがやがて、素敵な思い出という「過去」になるのですから。

(文:茅ヶ崎の竜さん)

    ライタープロフィール

    茅ヶ崎の竜さん

    茅ヶ崎の竜さん

    「30代からの人生をもっと楽しむ!」ための情報を発信するフリーランスブロガー。中高時代は映画監督を目指すも、アメリカ留学直前に心変わりして挫折。「映画は失敗やしくじりもプラスに変えてくれる魔法の芸術」という言葉を胸に、あらゆるジャンルの映画を見ますが、「どんでん返し系」「家族モノ」「奮起して人生やり直す系」が特に大好物。アラフォーになってからは邦画に涙することも増えました。永遠の映画中年!

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