独占密着取材!『貞子VS伽倻子』白石晃士監督TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」出演レポート!

今年の4月で放送10年目を迎える、TBSラジオ土曜の夜の人気番組、「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」(TBSラジオ AM954kHz+FM90.5MHzで、毎週土曜日22時〜24時の2時間生放送)。

3月5日放送の週替わり特集コーナー「サタデーナイトラボ」に、ホラー映画ファンが今一番注目している、白石晃士監督がご出演されるとの事なので、今回同行・取材させて頂きました。

放送タイトルはズバリ、「フェイクドキュメンタリーについて学ぼう特集」!
皆さんは、今年の1月に誠文堂新光社さんから出版された、白石監督の著書「フェイクドキュメンタリーの教科書」をご存知でしょうか?

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実はこの本の冒頭部分の文章に、「ムービーウォッチメン」内での宇多丸さんのある発言に対して、白石監督が触れた部分がありました。

ちょうど自分も、発売直後にこの本を読み、「これは、監督ご自身が宇多丸さんに直に説明された方が良いのでは?」と、白石監督にご提案し、急遽番組宛に企画書を提出、放送実現に至ったという経緯がありまして、今回の放送に同行・取材させて頂いたという訳です。

図らずも、宇多丸さんと白石監督の顔合わせによる映画技法解説という、我々映画ファンにとって待望の企画が実現した事は、本当に幸運だったと言っていいでしょう。

さて、放送当日の3月5日、九段下での打ち合わせを終えた白石監督、出版元である誠文堂新光社の渡会さんと合流してTBSに到着したのは、放送開始1時間前の午後9時頃。目指すはTBS放送センター9階の第6スタジオ。

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そう、ここが「ウイークエンドシャッフル」が毎週放送されているスタジオです。
まずは廊下に貼られていた、宇多丸さん直筆サイン入りポスターの前で記念撮影。この時点で既に、白石監督の番組に賭ける意気込みが伝わってきます。

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更には、TBSの大看板の前で記念撮影。気合が入りすぎて、何故か悪役レスラー風に・・・。

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放送1時間前、既にスタジオ内では、スタッフの方々が忙しく動き回っておられます。
宇多丸さんは、9時半頃スタジオに来られるとの事なので、それまでTBS近くのお店で、監督の予習と準備をする事に。

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今日のために用意した、自分用の資料をチェックする白石監督。
側で見ていても、その真剣さが伝わってきますね。

9時半頃にスタジオに戻ると、なんとエレベーターホール前で、偶然にも宇多丸さんと遭遇!
放送直前のこの時間まで「ウォッチメン」の予習を欠かさない宇多丸さん、その努力が番組の大きな魅力に繋がっているだ、と一同思わず納得。

ちなみに、「ウォッチメン」でこの日取り上げた映画は、ケイト・ブランシェット主演の「キャロル」。
生で聴く宇多丸さんの映画評論は、ラジオを通しての物とはまた一味違っていて、新鮮でした。

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いよいよ、宇多丸さんと構成作家の古川耕さんがスタジオブースに入り、放送前の打ち合わせが始まります。
この頃からサブ調整室やスタッフの皆さんにも緊張感が。

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白石監督も、再び資料の確認に入ります。

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白石監督がスタジオブース内に呼ばれたのは、放送開始10分前。出来上がったばかりの当日放送用台本を見ながらの、最終打ち合わせです。

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そして時計の針が午後10時を指すと同時に、宇多丸さんのアカデミー賞関連のフリートークから番組がスタート!

なんと今回は、5月15日に東京・お台場野外特設会場で開催される、RHYMESTER主催の野外音楽フェスティバル「人間交差点 2016」に出演される三浦大知さんが、オープニングトークに飛び入り出演!

宇多丸さんとの息の合ったトークで、放送を盛り上げてくれました。

番組が始まると、休む暇なく次々にコーナーが放送されて行きます。想像以上にタイトなスケジュールで番組は進行されて行くのですが、スタッフの方々のチームワークにより、スムーズに進行されて行くのは、さすがプロ集団!

せっかくの機会なので、資料の再チェックでお忙しい白石監督に、ちょっとだけ本番直前の感想をお聴きしました。

「監督、もうすぐ本番ですけども、今のお気持ちは?」

白石監督 「ま、若干の緊張と、楽しみがあると言っておきましょう(笑)」

「見たところ、全然落ち着いていて、余裕さえ感じられますが」

白石監督 「まぁ、まだあまり喋ってないからでしょう。ま、大丈夫だと思います(笑顔)」

「では、本番に向けての抱負を、読者の皆さんに一言お願いします」

白石監督 「抱負ですか?ま、あまり硬くならないように、ちょっと頑張りたいな、と思っています(笑顔)」

この後、ディレクターさんからの指示でスタジオに入る直前の白石監督の気合のこもった姿です。頑張って来て下さい!

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そして、時計の時刻は遂に23時20分、いよいよ白石監督のコーナーの放送開始!終始落ち着いて、聞き取りやすい口調で見事に解説されていく白石監督でした。

その当日の放送内容は、TBSの公式サイトよりポッドキャストでお楽しみ頂けます。番組の放送後記にも、当日のオフショット写真や、番組放送中の写真がアップされておりますので、ぜひ合わせてお読み頂ければと存じます。
TBSラジオ公式サイトへのリンクは、http://www.tbsradio.jp/utamaru/からどうぞ。

本当にあっと言う間の30分でしたが、流石は白石監督、言葉に詰まること無く、落ち着いて最後まで見事に解説を努められました。

でも、さすがに外に出ると一気に疲れが襲って来たご様子、監督本当にお疲れ様でした!

最後に、放送後の白石監督にお話を伺いました。

「お疲れ様でした!終わられていかがですか、緊張されました?」

白石監督 「いやー、もう、緊張のしっぱなしでした」

「え、とてもそうは見えなかったです」

白石監督 「うーん、なんかこう、限られた時間の中でね、もっとこう、上手く話さなきゃいけないなと」

「今回は、どうしても事前に説明が必要な部分が多かったですしね」

白石監督 「そうですね、まぁ、反省しきりですね」

「終盤、実際に映画の話になると、お二人とも盛り上がってきましたが」

白石監督 「まあ、まず宇多丸さんと、共通の認識を持った上で話せる所まで行って、そこからがスタートかなと。まぁ、まずはそこが大事な所だと思って」

「お互いの共通認識が、ようやくつかめた辺りで、時間が来てしまった感じですか?」

白石監督 「まぁ、もうちょっと判りやすく、ユーモアをもって話したかったですね」

「でも、とても話が聞き取りやすかったですし、宇多丸さんとの息もバッチリでした」

白石監督 「ちょっと、もうちょっと色々と出来たんじゃないかと・・・」

「でも、聴いてる方にはきっと伝わったと思いますし、皆次回に期待してると思います」

白石監督「(笑顔)」

今回、意外と混同しがちな、フェイクドキュメンタリー、ファウンドフッテージ、そしてPOVの違いについて、第一人者である白石監督ご本人による解説が実現した事で、我々映画ファンにとっても、フェイクドキュメンタリーへの理解が深まったと言えるのではないでしょうか。

更に細かい部分を知りたいと思われた方、そしてご自分でもフェイクドキュメンタリーを撮ってみたいと思った方、ぜひとも誠文堂新光社さんから税込み2160円で絶賛発売中の白石晃士監督の最新刊「フェイクドキュメンタリーの教科書」をお読み頂ければと思います。

そして、白石監督の最新作にして、今年一番の話題作「貞子vs伽椰子」は、いよいよ6月18日全国公開予定です。

今回の放送やご著書で紹介された白石監督の理論が、実際にスクリーンにどの様に表現されているのか、是非皆で確かめようではありませんか。

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(取材・文:滝口アキラ)

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