『トイレのピエタ』は夢を諦めたことのある全ての大人に観て欲しい映画

野田洋次郎 RADWIMPS トイレのピエタ キャスト

映画『トイレのピエタ』は、故・手塚治虫さんが死の直前まで綴っていた病床日記にインスパイアされた松永大司監督が自ら脚本を手がけオリジナルストーリーで創り上げた、観る人に生きる意味を問いかける作品です。

すでに6月6日の公開から2カ月以上経過している作品なのですが、8月末から9月上旬にかけて新たに上映が始まる劇場もありますので、この機会にこれまで2回鑑賞して2回とも感動の涙を堪えきれなかった筆者なりの感想をお送りしてみようと思います。

野田洋次郎という圧倒的な才能と豪華共演陣

トイレのピエタ
末期がんにより余命3カ月を宣告された主人公・園田宏を演じるのは絶大な人気を誇るロックバンド・RADWIMPSでボーカル&ギターを務める野田洋次郎さん。
本作が本格的な演技初挑戦なのですが、そうは思えないほどの自然体な演技を魅せてくれます。

正直、この『トイレのピエタ』に出会うまで筆者はRADWIMPSも野田洋次郎さんという存在も全く知りませんでした。
でも、そんなことは『トイレのピエタ』という作品を前にしたらどうでもいいことだと思います。

いや、どうでもいいなんて書いたらファンの皆さんに怒られるかもしれませんけど。

ですが、この映画を観たことで野田洋次郎さんというアーティストが持つ類稀なる才能に気付かされました。
本格的な演技が初挑戦とは思えないほどの、超自然体で淡々とした演技、ときに感情を露わにする演技。きっと野田洋次郎さんでなければ主人公・宏の姿をここまで見事に表現することはできなかったのでないかと思うほどです。

それをさらに引き立たせるのが、剥き出しの感情を宏にぶつける女子高生・宮田真衣を体当たりで演じているのが印象的な杉咲花さんや、同室の入院患者・横田を飄々と演じたリリー・フランキーさん、ほかにも宮沢りえさん・大竹しのぶさん・岩松了さんなど豪華な共演陣です。

野田洋次郎さんという新しい才能と出会うことで起こる化学反応はぜひ劇場でチェックしてほしいなと思います。

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