■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

先日、Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の完成披露舞台挨拶がありまして、ありがたいことにそこでMCさせていただきました。




2回やらせてもらったんですが、そもそも2回やることってそんなにないよねと中澤祥次郎監督談。

しかもその2回ともお客さん満杯。

グリス、そして武田航平君の人気をあらためて直接肌で感じさせていただきました。




今回何がよかったかって、MCがまぁやりやすいことやりやすいこと。

なんでかと考えてみたら、このビルドチーム、とにかく仲がいい。

楽屋ではずっとキャッキャ言うて盛り上がってました。




その仲のよさがそのまま舞台に出るんで、いい意味で誰も力を入れてない。

みなさん、自然体で喋るから嘘がないんです。

で、キャリアのある俳優さん達ばかりなので、今更自分をよく見せようともしない、

なので、こっちもまったく気をつかう必要がない、

でも、それが逆に見てる方からすればよく見えるという魔法とでもいいましょうか。




あとまず、大前提としてみんなが武田航平という男が大好きなんです。

そしてもちろん、航平くんもみんなを好きという。

そう、マジでカシラなんですよ。

嘘偽りない正真正銘生粋のカシラなんですね。




特に北都チームの結束なんて、本当に前世界で死闘を繰り広げてて、僕らは新世界になって忘れてしまってるだけなんじゃないかと思わせるほど。

もちろんその空気感は作品にも反映されてます。

忖度お世辞抜きで、めちゃめちゃ面白かった。

脚本家の武藤将吾さん節を存分に味わえます。




9月6日（金）から公開されますので、作品の感想は公開された後にでもまたあらためて書かせていただきます。

武田航平君と初めて会ったのはもう十年前。

当時「Cool-up」という雑誌がありまして、その担当者の人に「篠宮くん、音也好きでしょ？　今から取材あるけど来る？」と言われて、関係ないのに現場に行って会わせてもらい、イクサの変身ポーズで写真を撮ってもらったのが最初。

そこで連絡先を交換させてもらって、『仮面ライダーキバ』の最終回前に正夫の写真をメールで送ってくれたり、「キバ」の音楽ライブに誘ってくれたり。

で、それからしばらく疎遠になってしまうんですが、グリスとして仮面ライダーに帰ってきた時にインスタで絡むようになり。

その端々で男気を僕は感じてまして。

一番男気を感じたのはちょうど一年前、「ビルド」の最終回前日に三羽ガラスの栄信さん、吉村さん、芹澤さんにきていただいてトークライブしたんですが、そこに近くを通りがかったからと航平君が顔を出してくれたんです。

通りがかるわけないんです。

わざわざ来てくれてるんです。

でも、通りがかったって言うんです。

そういう男なんです。

音也、一海に共通してるのは男を惚れさせてるところ。

それは航平くんのマンパワーが溢れ出るところからくるものだということです。

カシラすげーぜ。

余談ですが、最終回目前でファイナルステージも控えてるなか、トークライブに来てくれた三羽ガラスのメンバーにも頭が上がりません。

男気感じまくりです。

僕なんか男気感じすぎて三羽ガラスのお三方を、もうアホやと思ってしまってます。

これからもグリスメンバーを応援していきたいと思います。

（文：篠宮暁）

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