2021年10月24日

仮面ライダーデモンズのデザインにトキメキ!アシメライダーを独自に分類してみた

仮面ライダーデモンズのデザインにトキメキ!アシメライダーを独自に分類してみた

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

先週の『仮面ライダーリバイス』に登場した仮面ライダーデモンズ。

蜘蛛の巣をモチーフにしたデザインに、心奪われた方も多かったのではないでしょうか。

第1話でリバイスに適合できなかったヒロミが変身したというのも、なかなか熱い展開でした。

このデモンズのデザインはカラーリングにももちろん惹かれるのですが、僕はやはり左右非対称のマスクとスーツに無条件で心がときめいてしまいます。

皆さんは左右非対称デザインのライダーといえば、誰を思い浮かべますか?

正確に言うとベルトだけ左右非対称だったり、仮面ライダー1号もマフラー込みで考えてしまうと完全なる左右対称ではないので、ほぼすべての仮面ライダーが左右非対称ということになるのですが、今回、そのあたりは目を瞑らせてください。

まず最初にデモンズを見て、僕は『仮面ライダーフォーゼ』のメテオを思い浮かべました。

隕石をモチーフとした半透明のブルーのマスク、右肩の丸みを帯びたブルーのプロテクター、そしてカンフーを駆使した戦闘スタイルのかっこよさは尋常ではなく、なにより朔田流星を演じた吉沢亮さんの演技は最高でした。

しかし、左右非対称ライダーの代表的存在はやはりWとビルドかと思われます。

Wの左右非対称をより効果的に見せたフォームチェンジのバリエーションは、その後の作品に多大な影響を与えました。

この3ライダーがベスト3で、どのアシンメトリーライダーを好んでいるかが意見の分かれるところでしょう。

今回は独断と偏見を用いて、ざっくりと系統分けしてみたいと思います。

デモンズ、メテオのように右肩インパクト大系でいくと『仮面ライダーカブト』のドレイクもここに入れてもいいでしょう。

同じく右肩インパクト大でいうと『仮面ライダー鎧武/ガイム』の斬月・真を始めとするエナジーロックシードを使うデュークやマリカも入るのですが、シグルドが左肩だったりと全員が全員ではないので、
「鎧武」のこのあたりのライダーはゲネシスドライバー系とくくらせていただきます。

似たところだと同じベルトを使うことで左右非対称が施される、『仮面ライダーゼロワン』の滅を始めとするフォースライザー系でしょう。

亡なんかはマスクもアシメで無茶苦茶かっこよかったのですが、同じ回の天津垓のパンツ姿がアシメライダーのインパクトに勝ってしまうなんてこともありました。

「ゼロワン」のアシンメトリーデザインライダーで忘れてはならないのがアークゼロ、アークワン、アークスコーピオンの片側おどろおどろしい系、もしくは片側異形系。

かっこいいだけでなく、同時に恐ろしさも感じるデザインは秀逸以外の何ものでもありません。

なぜここをアーク系としなかったかというと、『仮面ライダードライブ』の魔進チェイサー感が組み込まれた、超デッドヒートドライブもこの片側異形系に入るかなと思ったからです。

逆に仮面ライダーチェイサーの洗練されたアシンメトリーデザインは、スマート系と言えるでしょう。

他にスマート系に入れるとするなら、『仮面ライダークウガ』のクウガペガサスフォームや「ゼロワン」のバルカンなど。

ランペイジバルカンになってくるとまたスマートとは違ってくる感じですし、それでいうと「カブト」のサソードなんかはランペイジバルカンと同じ類の生物系とといったところでしょうか。

『仮面ライダーセイバー』や『仮面ライダージオウ』、『仮面ライダーエグゼイド』は左右非対称の仮面ライダーが多数出てくるので、それぞれセイバー系、ジオウ系、エグゼイド系でいかがでしょうか。

昭和でいうと『仮面ライダーZX』のゼクロスなんかもアシンメトリーライダーですし、ここにあげた以外でも映画などを加えればまだまだ存在しますので、皆さんも独自に分類して楽しんでみてください。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】

以前の記事はこちらから

【オジンオズボーン・篠宮暁の特撮辞典】も公開中!

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!