トムに学ぶ恋愛も成功もダブルゲットするヒント

仕事は成功しているけど結婚できないという人、あるいは愛するパートナーはいるけど仕事がうまくいかない人と、成功とステキな恋愛の両方ともゲットしている人の違いって何でしょうか。

トム・クルーズがセクシーなバーテンダーを演じた『カクテル』に、そのヒントが隠されているんです。

カクテル [DVD]

竜さんの「大切なことは全部映画が教えてくれた」

「きっと見つかるわ、あなたの “靴ひもキャップ”」

億万長者を夢見て田舎から出てきたイケメン青年・ブライアン(トム・クルーズ)は、夜はバーテンダーの仕事、昼はビジネスの勉強をして夢に向かっていたんだけど、気づいたらバーテン仕事がメインになっちゃってたんですね。

「バーはバイト。昼間が本当の仕事。そう思っててもバーが終わるとつい一杯。昼はだんだん短く、反対に夜が長くなり、やがて夜が永遠に続き、昼は寝るだけ」

あるある。やりたくて始めた仕事なのに、気づいたら違うことばっかりに時間を取られて、やる気もトーンダウンしちゃうんですよね。

カクテルについてる飾りの傘、灰皿、つまようじ、靴ひもの先についているキャップ。あらゆるものは誰かが発明して、それを製造する会社を作って大金を稼いでる。

「どいつもこいつも百万長者だ。僕もそれを夢見てて……でも靴ひもキャップのアイデアは浮かばない」

自分も何かを見つけたいと焦るブライアンに、恋人のジョーダン(エリザベス・シュー)は「きっと見つかるわ」とやさしく励まします。

「自分が何をしたいのかわからない」「本気になれることが見つからない」という人が多いけど、そこで悩んでいたら一歩も進めないんですよ。

なんでもいいから、今目の前にあることを一生懸命にこなし、今やりたいことを信じてやりつづけているうちに、自分だけの「靴ひもキャップ」が見つかるんです。

「自分にも正直になれない人を、どうして信じられる?」

バーテンの師匠・ダグにそそのかされたブライアンは、バーに来た女性客を口説き落とすという賭けに乗ってしまい、それを見てショックを受けたジョーダンにふられてしまう。

あれこれあってようやく過ちに気づいたブライアンは、何度もジョーダンの元を訪れて謝るんだけど、かたくなに許してくれないんですね。「もう一度チャンスをくれ、信じてくれ」と懇願するブライアンに、彼女は泣きながらうったえます。

「自分にも正直になれない人を、どうして信じられる?」

ブライアンはジョーダンを心から愛していたんだけど、このまま結婚してしまったら億万長者になるという夢が叶えられないんじゃないかって怖くなってしまった結果、バカな賭けに乗ってしまったんです。

「愛する人と一緒にいたい」という気持ちが、「成功できない」という不安や恐怖に邪魔されて、自分に正直になれなかった。そういう人は、いつまでも逃げつづける人生を送ることになります。

仕事でも恋愛でも「自分が本当は何を求めているのか」「自分にとっての幸せって何だろうか」ってことをいつも確認することが大事なんですね。そしてその「自分」に正直になって初めて、幸せがやってくるのかもしれません。

逃げ出すことは二度とない。

大金持ちの女と結婚して成功したかに見えたダグは、慣れない商取引で失敗して一文無しになっ

たあげくに自殺してしまいます。

「ダグはプライドが邪魔して悩みを押し殺してた。その過ちはしたくない」

ダグはプライドが高すぎて、奥さんにも親友のブライアンにも頼ることができず、死ぬ以外の道がなかった。悩んだあげくに違法な薬を使ってしまったり犯罪を犯してしまう人も同じです。プライドという「心の壁」を破って、誰かを頼ることさえできれば、いくらでもやり直しはできたのに……。

ブライアンは、プライドを捨てて何度も何度もジョーダンの元を訪れて、気持ちを正直にぶつけつづけることで、最後には彼女とヨリを戻し、バーテンダーという自分の天職に気づくこともできたのです。

不幸というのは、自分のプライドを守るために、大事なものや大事な人から逃げつづけた結果なのかもしれません。

そんな余計なプライドを捨てて、自分の大事な夢と、大事な人を確信したブライアンだからこそ「逃げ出すことは、二度とない」という言葉に、強い気持ちが込められるんですね。

ちっぽけなプライドなんてポイッと捨てちゃったら、成功も恋愛も、けっこうすんなり手に入るものかもしれませんよ。

関連記事

5月病克服!GW明けからやる気が出る!会社に行きたくなる!映画6選

じつは謎に満ちている?『レヴェナント 蘇りし者』の壮絶すぎる4つの見どころ

観る前に知っておきたい『アイアムアヒーロー』原作の魅力と映画の見どころ

非モテ系男子のバイブル『ボーイズ・オン・ザ・ラン』でダメ男の輝きを見よ!

心がパッカーン!と開いちゃう「悟り」の映画3選

他の記事も読む

(文:茅ヶ崎の竜さん

    ライタープロフィール

    茅ヶ崎の竜さん

    茅ヶ崎の竜さん

    「30代からの人生をもっと楽しむ!」ための情報を発信するフリーランスブロガー。中高時代は映画監督を目指すも、アメリカ留学直前に心変わりして挫折。「映画は失敗やしくじりもプラスに変えてくれる魔法の芸術」という言葉を胸に、あらゆるジャンルの映画を見ますが、「どんでん返し系」「家族モノ」「奮起して人生やり直す系」が特に大好物。アラフォーになってからは邦画に涙することも増えました。永遠の映画中年!

    ピックアップ

    関連記事

    新着記事

    言語を選択

    私と映画Vol.7 メニコン 田中英成社長
    金曜映画ナビ
    八雲ふみねの What a Fantastics!~映画にまつわるアレコレ~
    能條愛未の「乃木坂週刊映画」
    スペシャル 写真家『早田雄二』が撮影した銀幕の女神たち
    antenna

    人気記事ランキング

    シネマズ公式ライター

    • 藤井隆史
    • apopo
    • 廣田喜昭
    • あかめ
    • 染谷 昌利

    シネマズ公式チャンネル

    教えて goo

    情報提供元:教えて goo