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2015年08月03日

トム:怖さはあまり感じない―『ミッション:インポッシブル』最新作来日会見

トム:怖さはあまり感じない―『ミッション:インポッシブル』最新作来日会見


「日本を舞台にという考えは?」トム「いいね!」


現場でのエピソードとしてクリストファー・マッカリー監督は「機内でモニターを見ていた後、軍用機に立つトムにコミュニケーションを図ろうとして外に出たが、非常に寒くて、あんな環境で演技をしているトムに驚いた!私は沢山着込んでいたが、それでもものすごく寒かったんだ。それでもトムはスーツ姿だから ね!(笑)」と、現場でのエピソードを明かし、CGを排除した"本物のアクション撮影“を強調した。

トム・クルーズは「スーツは着たかったんだ。スーツ姿にこだわったのは、ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』のオマージュとしてね」と明かした。あの名シーンのあまり過酷さに「1000フィート(約300メートル)上がるごとに 3 度気温が下がるのから極寒の寒さだった。更に、エンジンからの排気ガスが顔にかかって本当に苦しかった!僕はパイロットだからよくわかるんだ。鳥がもしぶつかったりしたら大変なことになるんだ。ぶら下がっているだけじゃなくて、そこで演技もしなくてはならなかったんだ。やっぱりやるんじゃなかったかな…」とコメントし、会場を笑わせた。

更にクリストファー・マッカリー監督は「トムはそのシーンの撮影中ずっと叫んでいたんだ。僕はそれがパニックなのか素晴らしい演技なのか分からなかった。トムは『パニックじゃない、これは演技なんだ、カットしないで!』と叫んでいたよ」と明かした。

「今後、日本を舞台にするという考えはありますか?」という質問に「いいね!道路を遮断させてもらったり、ビルから飛び降りることを許可してくれたらね。でも夏は避けて春か秋かな。」と日本のファンには嬉しいコメントも。

トム「観客の皆を最大限エンターテインできる作品」


最後に「本シリーズが長年続いてきた理由や想いは?」という質問に、トム・クルーズは「初めてプロデュースした作品だった。映画学校に通ってきたわけではないので映画のあらゆることを現場で学んできた。このシリーズは、いろいろな国を周り、各国の人や文化を知るチャンスを与えてくれた映画で、チャレンジもできる、観客の皆を最大限エンターテインできる作品」と、熱い思いを明かした。

クリストファー・マッカリー監督は「僕の願いが叶った映画です。本シリーズにはルールがあって、不可能なことをイーサン自身はやりたくない、でも絶対不可能なことを毎回やらなくてはいけない状況に持っていく脚本作りは非常に難しいんです。でもいいところは、作品を作る私たち自身も、物語がどこに到達するか分からない。観客と同様毎回がサプライ ズなんです」と締めくくった。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は2015年8月7日(金)より全国ロードショー。

https://www.youtube.com/watch?t=63&v=_Dg3eAwCuVA

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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