キャストも登場!『日本のいちばん長い日』ティーチイン上映会@109シネマズ二子玉川
監督から、締めの挨拶
「僕の中では、ここから始まる終戦3部作か4部作の一番手だと思ってます。二番手、三番手が出来るくらい、今勢いのある映画で、観客動員も増してますし、今日も若い方がいらっしゃってますけど、次の世代にも語り継がれていくような歴史の真実の姿に向かってこれから議論も行われていくと思います。今回は省いちゃいましたけど、ポツダム会談で、どんな経緯があって原爆投下にいたったのかという実像もすごく興味深いんですね」と今後の作品への構想も語り、「映画でどんどん歴史を語っていくことが大事だと思います。この映画を作るにあたって、ちょっと調べただけでも昭和史ってこんなに闇があるんだ、と今語られている歴史だけでは切り取れないものがまだまだあります。日本が平和国家として進んでいけるように、我々は歴史を正しく解釈して、軍をなくして国を残したという70年前の決断を守っていきたいと思います」と締めくくりました。
Q&Aでは客席から次々と手が挙がり、上映直後ならではの新鮮な気持ちで監督と谷部さんに質問や思いを届けているようでした。
監督もその思いに答えて、ひとつの質問からたくさんお話をしてくださるので、意外なお話を聞けたという人も多かったのではないかと思います。
そういったお話を聞いて、より深く作品を味わえるイベントになっているので、機会があればぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
『日本のいちばん長い日』は現在全国ロードショー中です。
(文・写真:大谷和美)
公式サイト http://nihon-ichi.jp/
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