常盤貴子はなぜ『野火』を?その真意―『向日葵の丘 1983年・夏』初日舞台挨拶
これに対して常盤貴子は「きっとね、映画を好きなみなさんがお集まりだと思ったので、ちょっとこれを伝えておきたいなと思って、自由にもほどがありましたか?」としながらも「続きはまた後で話ますね」と続け、舞台挨拶の終盤でその理由が明かされるが、この段階では他の登壇者も突然の他作品の話で戸惑いの表情を見せる。
続けて挨拶をした余命数ヶ月を宣告されるみどり役を演じた田中美里は撮影で苦労した点を聞かれ「入院して病院のベッドにいるシーン。実はそれが私にとっての撮影初日だったんですけど、急に常盤さんと『久しぶり』っていうところからはじまるんです。そして、入院している役なのにすごくよく喋りました」と語ると、太田隆文監督は「台本が6ページもあるシーンなんですよ。それを1カット1シーンで全部撮りきったんです」と撮影秘話を明かした。
続けて、もう1人のクラスメート・エリカ役の藤田朋子は、太田隆文監督に「金髪にしたのが苦労した?」と聞かれて「脱色した時に痛くなかったので、苦労も無かったです『頭皮つよし』に改名しようかな」と語り、さらに「若いころに髪の毛をピンクにしたかったんで、ここからピンクを経由して元に戻そうかな」と、髪色に関して気に入ってるとコメント。
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