あなたに役立つ映画・ドラマのプラスαがあるメディア「シネマズプラス」

©cinemas PLUS Committee. All Right Reserved.

もしも日本一の紳士・高田純次が「紳士が出てくる外国映画」を紹介したら

どうも、高田のおじさんです。ごめんなさいね、いい男で。
公開中の『キングスマン』、みんなもう観た? まだ観てない? 早く観たほうがいいよ~。観た人みんな言ってるよ、すっごい面白かったって。いやホントホント、近所のネコも言ってたから。
表の顔は高級スーツのテーラー、しかし裏では英国紳士のファッションに身を固めた一流のスパイ集団。そんな『キングスマン』達の活躍を描いたスパイアクションなんだけれど、あの主演のおじさんがまたスーツが似合っててかっこいいんだよね~、俺みたいでさ。あの人、名前なんていったっけ。コリン・ファース? 俺もコリン・ファースって名前なのよ、奇遇だわ~。
 そんな英国紳士のキレッキレなアクションが堪能できる『キングスマン』なんだけど、みんなかっこいい紳士好きでしょ? 違う? じゃあ違うんだね。
 だから今日はね、そんな『紳士』の魅力を堪能できる名作映画を三本、俺が紹介しちゃうから。みんなも是非参考にしてよ。


・『マイ・フェア・レディ』(1964年・アメリカ)

 『キングスマン』の作中にも名前が出てくる作品なんだけれど、これは本当に名作だよね~。オードリー・ヘップバーン演じる貧しくて訛りのひどい花売り娘のイライザが、老いた言語学の教授から厳しい訓練を受けて一流のレディへと成長していくシンデレラ・ストーリーなんだけれど、やっぱりオードリーがとっても美人でね~。俺ってオードリー大好きなんだよね。毎日朝ごはんにオードリー食べてるもん。
 レックス・ハリソン演じるヒギンズ教授がさ、また渋くてかっこいいのよ~。いつも葉巻をくわえててさ。俺も真似しようと思ったんだけど葉巻って高いんだよね。代わりにチクワくわえてたんだけど。
この教授が女性そのものに対して「死に神だ」とか「いまいましい」なんてかなり厳しいことを言っちゃう偏屈なキャラなんだけれど、それだけにラストシーンのハリソンの演技にキュンときた女性も多いんじゃないかな。俺も思わず胸がドキドキしてさ、病院行ったら「風邪です」って言われたんだよね。
 貧しい花売り娘だけじゃなくて、偏屈な老紳士の変化を楽しみたい人にも是非観てほしい作品だね。
 この作品を下敷きにした映画が1990年にリチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演で公開されて、ちょっとタイトルが思い出せないんだけど、たしかプリティなんとかウーマンって作品でさ、これも名作だよね。よかったらチェックしてみてよ。


・『街の灯』(1931年・アメリカ)

 言わずと知れた世界の喜劇王、チャールズ・チャップリン主演のサイレント映画なんだけれど、チャップリンといえばやっぱり山高帽にピチピチの上着、それからダボダボのズボンとステッキといった紳士的なファッションのイメージが強いよね。あれは「小さな放浪者」という名前で、実際は紳士の格好をしたホームレスなんだよ。これギャグじゃないからね。
『街の灯』はそんなホームレス紳士の魅力が詰まったチャップリンの代表作でさ。目の見えない花売り娘に恋をしたチャップリン演じるホームレスが、貧しい花売り娘のために金持ちの紳士を装って全力で奉仕してあげるっていう物語なんだけれど、俺も今は紳士的な服着てるけれどさ、下着は結構キワドいんだよね。見る?
 チャップリンが常に持っている皮肉に満ちていながらも弱者を見守る優しい視点が、ホームレス紳士のユニークなキャラを通じて感じられる、笑えて泣けちゃう作品なんだけどさ、公開当時はなんと500万ドルの大ヒット。500万ドルってことはあと500万あれば1000万ってことじゃないの?
 かっこいいとは言い難いけれど、おちゃめで優しい紳士を観たい人には是非オススメ! チャップリンがボクシングに挑むシーンなんか笑いが止まらなくなっちゃうから。みんなボクシングの必勝法知ってる? パンチするんだよ。
 

・『アルバート氏の人生』(2011年・アイルランド)

 紳士的な態度が求められる仕事って三つあってさ、そのひとつがウェイターなんだよね。あとふたつは知らないけど。
『アルバート氏の人生』は老練の女優グレン・クローズが、若くして家族を亡くし男性として生きるしか生活していく方法がなかった女性・アルバートを演じているんだけれど、ホテルのウェイターとして働くアルバートの恋愛や苦悩を中心にした物語でさ。ちなみに俺もよく女性と間違われるんだよ。目と鼻の数とか。
 アルバートの振る舞いが紳士的であればあるほど、アルバートが本当の自分を隠さなくちゃならなかった悲しみが浮き彫りになって、グレン・クローズの抜群の演技力がその状況を巧みに表現しているんだよね。
 作中でアルバートはヘレンって名前のメイドを口説こうと何度もデートに誘うんだけど、その振る舞いも結婚するまでは指一本触れないとかすごく紳士的でさ、でもそれはアルバートがこれまで恋愛から自分を遠ざけざるをえなかったり、ヘレンにも本当の自分を隠し続けなくちゃならないことの結果だから、それがまた哀しいんだよね。ヘレンが夢中になっているのがまた紳士とはかけ離れたようなダメ男ってのも皮肉なんだよ。「ヅョー」って男なんだけどさ。あ、これ「ジョー」って読むの?
 そんなわけで『アルバート氏の人生』は結構せつない映画なんだけれど、演出の美しさとかも見どころのひとつだから、鑑賞して損はないと思うよ。俺なんかもう五万回は観ちゃったよ。

 というわけで紳士が出てくる外国映画を紹介したわけなんだけれど、それにしても外国映画の役者さんってすごいよね~。みんな外国語ペラペラなんだもん。
 三作ともさ、紳士の魅力を味わえる作品ばかりだから、興味があったらチェックしてみるといいと思うよ。それでイケてる紳士に会いたくなったら俺の携帯に電話くれる?
ちなみにさっきも言ったけど『キングスマン』も絶賛公開中だから、こっちも是非観てみてよ。絶対面白いからさ。俺は観てないけど。

続きを読むには、無料会員登録が必要です。

無料会員に登録すると、記事全てが読み放題。
記事保存などの便利な機能、プレゼントへのご招待も。

いますぐ登録