2015年10月05日

芸能界の嘘と真?『ピンクとグレー』釜山で中島裕翔、菅田将暉らの舞台挨拶

芸能界の嘘と真?『ピンクとグレー』釜山で中島裕翔、菅田将暉らの舞台挨拶



質疑応答と記者会見



ファンからの質問と記者会見の内容は以下の通り。

質疑応答



・(中島へ)激しいベッドシーンがありましたが、撮影時はどうでしたか?

中島 激しい場面でしたね。(笑)大変でした。(自分の唇に)リップグロスがとても塗ってあったので、(相手役の夏帆さんの唇が)べったべたになってしまいました。

・原作は加藤シゲアキさんが書かれた小説と聞きました。加藤さんの感想はどうでしたか?

中島 (本編を)観終わった後、トイレに行ったら、偶然加藤さんがいて、これはチャンスだと思って加藤さんに「どうでしたか?」と聞いてみたんです。そうしたら加藤さんが「分かりやすくなってるよね。」と、その一言だけ言ってくれました。

行定監督 特に聞いていません。

・(中島へ)原作者の加藤シゲアキさんは事務所の先輩でもありますが、プレッシャーはありましたか?

中島 原作は読んでいたのですが、先輩のデビュー作である小説の映画化であり、また僕にとっても初出演映画だったので緊張しました。撮影中盤にさしかかった頃、加藤くんがお弁当の差し入れをしてくれたことがあったんです。その時、僕が「この役、難しくてどうすればいいでしょう?」と加藤君に相談したら「実際に悩んでいるのがスクリーンにでるからそのままでいいんじゃない。」と言ってくれました。

・(行定監督へ)白木蓮吾(ごっち/中島)は遺書を6枚書いて、自殺現場の第一発見者である彼の親友の河田大貴(りばちゃん/菅田)に遺書の1つを選ばせるシーンがあると思います。演出では、どうしてあの遺言を選んだのですか?

行定監督 原作に6通の遺言が出てきます。僕自身も考えたのですが、おそらくその中から選び出したものを彼は他の道があったのに、あえて、これを選んだのは、それは自分が自分を追い込んだ結果になったというのが重要。人が自分で道を選んで受難がくるというのは、成長では当たり前なことだと思うんです。
この映画ではあえて、強調して友人が試練をあたえるという事を描いています。人生はそういうものだと思うんです。

記者会見



Q&A終了後、場所をヘウンデビーチへ移して海辺でのトークイベントとなり会見が行われた。

一言



『ピンクとグレー』釜山(舞台挨拶)_菅田さん②



中島 僕の初出演の映画がこの『ピンクとグレー』で本当によかった。もちろん、僕に断る権利はないですが、監督が行定勲監督で、共演の俳優の皆さんも、今をときめく方ばかり。本当に『ピンクとグレー』に出演出来て良かったです。

行定監督 青春映画を撮る機会がないと思ったけど、この2人に決まったら、すごくポテンシャルが高い。演技の中の自由を勝ち取っていく姿に日本映画の誇りを感じて、自分の背中を押されたような気持ちになった。自分の中で手ごたえのある作品になりました。

監督からみた二人の長所



『ピンクとグレー』釜山(舞台挨拶)_行定監督



中島くんはすごく色々なチャレンジをしました。ベッドシーンや暴力シーン。撮影を通じて思ったのは、中島は心の弱い部分と、アイドルらしく決めの効いた歌のシーンなど、非常になんでもできる人。全てがサマになっている。前半と後半では全く違う映画なので、楽しみにして欲しいです。

菅田くんは今回はピンクの髪型してるが、奇抜でありながら繊細。今の日本映画界で彼を必要としている作品はとても多い。逸材。僕が昔撮った『GO』に出ている窪塚洋介を彷彿とさせるくらい、フレームからはみ出る芝居でありながら、どこか繊細。

2人を合わせるのが本当に大変で。テイク1がいいのが、菅田。テイク10がいいのが、裕翔。本当に非常に難しいです。合わせるのが(笑)お疲れ様でした(笑)

中島、菅田へ それぞれ相手に対して嫉妬することは?



中島 全部ですよね。自分でテーマにしてたのはできるだけ自然に、という事を意識していました。今までドラマとかで、自分の中でチャレンジやテーマを意識したことがなかったんです。でも、菅田くんは毎回毎回、監督を驚かせにいくんですよこの人。ワンテイクごとに違う演技をしてくるんです。そういうところなんです(笑)。毎回違う柔軟さですよね。

菅田 ダメ?(笑)

中島 ダメじゃないよ。(笑)

菅田 (中島とは)公私ともに仲良くさせてもらっています。素敵なのは、愛嬌かな。品がある。ただ可愛い人は沢山いますが、チャーミングなだけではなく、品があって高級食材みたいな感じ。(笑)クリエイティブ意識を刺激されます。いろいろさせたくなる魅力が彼にはあると思います。だから行定さんも彼に色々させたんだと思います。

芸能界の嘘とリアルが描かれた『ピンクとグレー』は2016年1月9日から全国公開。

(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会

関連記事



現役アイドルの禁断作の映画化にアジカンが書下ろし主題曲
映画『忍ジャニ参上!未来への戦い』特別試写会にジャニーズWEST&関西ジャニーズJr.大集結♪
「アイドルだからこそホラーがつとまる」中田ホラー上映イベントレポ。デカキンも登場
ロッカーなのにヘタレ!!アイドルなのに凶暴??映画『日々ロック』野村周平&二階堂ふみビジュアル完成♪

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!