2017年09月17日

乃木坂46 能條愛未 映画『レ・ミゼラブル』(トム・フーパー監督版)を語る その1

乃木坂46 能條愛未 映画『レ・ミゼラブル』(トム・フーパー監督版)を語る その1

■乃木坂週刊映画



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今週の乃木坂週刊映画は、2012年に公開されたトム・フーパー監督×ヒュー・ジャックマン主演版の『レ・ミゼラブル』について語って頂きました。

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→それ以前の記事はこちらから

映画『レ・ミゼラブル』作品概要


レ・ミゼラブル (2012) (字幕版)


19世紀のフランスを舞台にした本作は、果たせぬ夢、報われぬ恋、情熱、犠牲、そして贖罪という、心奪われる物語を描き出す。これは、時代を超えて生き続ける人間の魂の証しなのだ。ジャックマン演じる元囚人ジャン・バルジャンは、仮出獄後に逃亡し、それ以来何十年もの間、無慈悲な警部ジャベール(クロウ)の執拗な追跡を受けていた。そんな折、バルジャンは工場労働者ファンテーヌ(ハサウェイ)の幼い娘コゼットの面倒を見ることを約束する。だが、その約束が彼らの人生を永遠に変えてしまうのだった。

ほとんど全ての情報を知っている状態で鑑賞した


私は舞台版の『レ・ミゼラブル』が大好きで、何度も実際に足を運んで鑑賞したことがあります。メンバーの生田絵梨花が出演していることもあり、あらゆる面で特別な思いを持った作品でもあります。

ストーリーは完璧に覚えていて、歌も口ずさめるほど。舞台ではお気に入りのシーンもたくさんあり、そういう意味では映画版の鑑賞に少し不安がありもしました。

これだけ舞台に思い入れがあると、良いものも良く見えないのではないか…。そんな不安を抱きつつも、とても評判の良い作品なので鑑賞をしてみることにしました。


心が震えるほど良かった


映画を見てみると、見る前の不安はどこえやら…。何て素晴らしい作品なんだろう、どうして今まで見て来なかったのだろうと後悔すらするほど素敵な作品でした。

物語の流れは舞台そのままで、大きな改変などもなく、何一つ違和感なく映画を堪能できました。それでありながら、映画ならではの魅力も様々感じ取ることができて、映画を観る喜びを心から感じる体験となりました。



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感情がダイレクトに伝わってくる


この映画はミュージカル映画ですが、演技の時の歌声をそのまま録音して使用しているそうです。演出の都合上で歌の吹き替えが使われることは普通であるミュージカル映画において、凄い試みだなと思いました。

歌声そのままを使用していることで、感情が私たちにもダイレクトに伝わってきます。お芝居が発する感情全てが画面から溢れ出てきそうなほど力強いものを感じました。

この映画はほとんど全てのシーンが歌で構成されているので、その溢れ出る感情の連続はクライマックスまで続きます。

そしてクライマックスの大団円を迎えた時には、感動と言いますか、喜びと言いますか、歓喜の涙を流すほど胸が熱くなりました。



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特に良かったのがアン・ハサウェイが歌う「I Dreamed a Dream」


舞台版だとエポニーヌが大好きで、「On my own」という楽曲が一番好きなんです。映画でもとても素敵なシーンとなっていました。

それ以上に映画版で感動したのがアン・ハサウェイが演じるファンテーヌが歌う「I Dreamed a Dream」です。

アップの表情でカットも殆ど無い演出。悲しみや絶望が全力で伝わってきて圧巻のシーンとなっていました。

この映画は表情のアップも非常に多いので、顔全体の表情に限らず、瞳から発せられる感情だったり、顔の微かな動きから発せられる感情なども伝わってきます。舞台では表情を細かくは見ることができないので、映画ならではの良さを感じることができました。

後編へ続く!!



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【編集長よりお知らせ】


「乃木坂週刊映画」は本日の回で丸一年となりましたが、これからも継続させて頂くことになりました!2年目はより多角的に面白いコンテンツを企画していければと思っております。

「こんな映画を扱ってほしい」「こういう企画を実現してほしい」ということなどございましたら、企画統括を行っております編集長の柳下またはシネマズ編集部までご意見をください。

2年目に突入する「乃木坂週刊映画」を引き続きどうぞよろしくお願い致します。

編集長 柳下修平

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(取材・構成:シネマズ編集部/撮影:HITOMI KAMATA

能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)





能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー

月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。

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