放送前から犯行予告!新スーパー戦隊「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」会見レポ

2018年1月12日(金)、東京ドームホテルにてスーパー戦隊の新シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の制作発表記者会見が開催。スーパー戦隊好きで知られるフリーアナウンサーの宮島咲良を司会に、キャスト7人が登壇した。




2月11日(日)スタートの本作は、スーパー戦隊第42作目にして初のW戦隊として、2つの戦隊が敵対。さらに、悪の組織・ギャングラーも登場し、お宝をめぐって三つ巴のバトルを繰り広げるという、今までにないストーリーとなっている。

初の2000年代生まれレッドが誕生!





会見がスタートし、会場に現れたギャングラーの元へ現れたルパンレンジャー、それを追ってきたパトレンジャーによるショーが会場を盛り上げる。その後、登壇したのは、ルパンレッド/夜野魁利(やの・かいり)役の伊藤あさひ、ルパンブルー/宵町透真(よいまち・とおま)役の濱省悟、ルパンイエロー/早見初美花(はやみ・うみか)役の工藤遥、パトレン1号/朝加圭一郎(あさか・けいいちろう)役の結木滉星、パトレン2号/陽川咲也(ひかわ・さくや)役の横山涼、パトレン3号/明神つかさ役の奥山かずさ、そして快盗戦隊の3人をスカウトした謎の執事・コグレを演じる温水洋一。




まず、初の2000年代生まれのレッドとなった伊藤さんが「作品としてもいいスタートを切りたいと思います。フレッシュな6人とコグレさんで頑張って行くのでよろしくお願いします」とコメント。続けて、それぞれが挨拶と意気込みを語った。




本作への出演が決まったときの気持ちについて、オーディションの帰りに、ルパンブルー役に決まったことを告げられたという濱さんは「自分でいいのか、という驚きで。このオーディションに受からなかったら辞めるくらい勢いで受けたので、すごくうれしくて、その足でお寿司屋さんに行って祝勝会をしました」と、明かします。実は温水さんも出演が決まった日にお寿司を食べに行っていたそうで、ルパンレンジャーの大人チームとして、放送前から息ぴったり(!?)な様子。




モーニング娘。を卒業し、今作が女優デビューとなるルパンイエロー役の工藤さんは、もともとスーパー戦隊のファンだったそう。「13歳のときに、スーパー戦隊に出たいと事務所の先輩の真野恵里菜さんに話したら、“5年後くらいにできるんじゃない?”と言われたんです! ちょうどその5年後にスーパー戦隊になれたので、真野さんは預言者だったのかな、と、喜びと驚きが自分のなかをめぐりました」と、先輩との話題で会場を驚かせた。

温水さんもみんなの輪に入りたい!?





現場で苦労していること、というテーマでは、撮影スタートから約1か月で、すでにメンバーたちの交流が深まっていることが感じられた。

「みんな、アクションをやったことはなかったけど、楽しいと話しながらやっています」と伊藤さん。工藤さんは「ダンスをやっていたこともあって、運動神経には自信があったんです」と1発OKを出したというエピソードも飛び出した。一方、そんな二人の5歳年上の濱さんは「次の日には筋肉痛でロボットみたいな動きになってしまって、“変な歩き方をしてる”と突っ込まれます」とタジタジ。




また、パトレン1号の結木さんが、「劇中ではライバルだけど、現場では仲よく過ごしていて。“お絵描き伝言ゲーム”をやっているときがめちゃめちゃ楽しくて、それでより仲が深まっていると思います」と話すように、待ち時間に仲を深めているとのこと。

しかし、「そんな話をしてるのに、一番絵がヘタで、絶対、次の人に伝わらないんですよ!」とツッコミを入れる伊藤さん。

「ヘタって言われるけど…僕はふざけてないんですよ!」と力説する結城さんに、パトレン2号の横山さんが「自覚がないのが面白いんです。自信満々で絵を渡してくるので」と追い打ちをかけ、司会の宮島さんにも「パトレン1号なのに、意外と天然?」といわれてしまうほど。

まだ撮影日数が少ないという温水さんは「シリアスなシーンが多かったので…ぜひ、これから僕も“お絵描き伝言ゲーム”で仲よくなりたいです」と、会場の笑いを誘っていた。




また、作品にちなんで、「絶対に渡せないお宝」というテーマには、フリップで回答。それぞれの答えは、

伊藤:シーズーで、空と書いて「くう」と名付けた「愛犬」。飼い始めて3か月なので、デレデレです。
濱 :「声」。これだけはいろんな現場でほめられるので。母親に感謝です。
工藤:「この作品」。本来なら、ルパンレンジャーの最年長が書くことかもしれないですけど、ちょっと抜けてるところがあるので(笑)。
結木:この仕事で輝いている姿をもっと見せたい「家族」。この仕事ができているのは家族のおかげです。
横山:この仕事も、今までやってきた仕事があってこそなので、「仕事」。僕がやった役は、僕にしかできなかった役で、宝物です。
奥山:地方から上京してきたときに「親友がくれたプレゼント」。この絵をみると東京生活も寂しくないし、元気が出ます。

ルパンレンジャーからの犯行予告にパトレンジャーは…





スーパー戦隊名物の名乗りを披露したり、記者からの質問に答えたりしたのち、会見は伊藤さんと結木さんからのメッセージで締めくくられた。




伊藤「史上初のW戦隊がどんなVS劇を繰り広げて、ギャングラーをどう倒していくのか。1話からとてつもなく豪華な内容になっているので楽しみにしてください。そして、視聴者のみなさんのハートをクールに盗むことを予告します」

結木「ルパンレンジャーとパトレンジャー、両方の視点で楽しめるのが今までにない特徴だと思います。30分と思えないくらい見どころ満載で、楽しい仕上がりになっているので、第1話の放送を楽しみに待っていてほしいです。そして、警察戦隊から、ルパンレンジャーが視聴者のハートを盗むのは許します。ただ、必ず捕まえることを誓います!」




『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は、テレビ朝日系列にて2月11日(日)9:30よりスタートする。

(取材・文:大谷和美)

(C)2018 テレビ朝日・東映AG・東映

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