乃木坂46 能條愛未、アメコミ映画『スーサイド・スクワッド』を語る!
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今週の乃木坂週刊映画は、アメリカンコミック映画『スーサイド・スクワッド』について!普段あまり見ないアメコミ映画に能條さんはどんな印象を抱いたのでしょうか。
■前回までの記事
・乃木坂46 能條愛未、主演ミュージカル「少女革命ウテナ」を語るVol.1
・乃木坂46 能條愛未、2017年、そして“これから”を語る
・乃木坂46 能條愛未、衝撃展開の映画『ルームメイト』を語る!
・乃木坂46 能條愛未、映画『バクマン。』を語る!
・乃木坂46 能條愛未、東京ドーム公演とアンダーライブを語る!
→それ以前の記事はこちらから
■『スーサイド・スクワッド』概要
『バットマン』や『スーパーマン』などと同じDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描くアクション作品。バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となった悪党たちが、減刑と引き換えに「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」の結成を強制され、危険なミッションに挑む。
世界崩壊の危機が到来。政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成する。命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。
■悪役大集合で見応えたっぷりで、キャラクターも魅力的!
本作は悪役たちが主人公ということでその個性が大爆発していて、全編通して見応えたっぷりの映画でした。
各悪役たちがそれぞれ個性的で印象に残るシーンがたくさん。それぞれのキャラクターが良い意味でクセが大爆発していると思いました。
感動であるとか、衝撃的であるとか、そういう感じでは無いんです。でもそれは良い意味での無いであって、娯楽色たっぷりで、アメコミ初心者の方でも楽しめる作品であると思いました。
ウィル・スミスさんが演じられたデッドショットや、ジャレッド・レトさんが演じられたジョーカーなど、非常に個性的でインパクト大。もっともっと彼らを見ていたいと思うほどでした。
その中でも紅一点のマーゴット・ロビーさん演じるハーレクインはどこまでもチャーミングで魅力的な悪役だなと思いました。悲しい過去もあり憧れとは違いますが、その装いはとてもオシャレで真似したいとちょっと思ったりもしました。
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■悪役って悪役なのか?
悪役は要するに悪いやつ。でも本当に悪いやつなのかなと本作を見て色々と考えました。
今作は悪役たちの物語で、それぞれの過去も描かれ、今の心情なども描かれていました。そこには辛い過去があったり、人間味溢れる一面があったり、大切な人を思っていたり、普通の人間である部分がたくさん描かれていました。恐怖を狂気に変えているんだろうかと思って胸にくるものもありました。
何かの拍子に、もしくは仕方なく、結果的に悪役になってしまっても、人間は人間。その心の奥底で何を考えているのかを考えるきっかけになりました。
今回それを思ったことで、様々な映画の狂気じみた悪役たちをより深く考えてみたいとも思いました。悪いことをしていたら100%同情はできませんが、人間の裏の部分を探求すること、奥に隠された感情を考えることはできると思うんです。
それを考えると、映画は違った見方ができると思います。また逆にパッと見で善人であってもその心の奥底では何か邪悪なことを考えているということもあると思うんです。現実世界でそんなことばかりを考えてしまっては疲れてしまいますが、映画の世界でそれを深く考えるのはちょっと面白いことなのかもしれないと今回思いました。
映画をより深く楽しむためのヒントを得たように思います。
素敵な映画体験をすることができました。
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■編集長コメント
『スーサイド・スクワッド』はアメコミ映画の中でも悪役たち大集合という特異な存在。しかし、物語は非常に明快で混乱することはありません。
そんな映画だからこそ、能條さんならではの深い洞察力を垣間見ることができました。
また、本作はハーレクインとジョーカーが非常に鮮烈な印象を残しますが、女性から見てもハーレクインのチャーミングさは格別なんだなと嬉しくなりました。
次週はどんな洞察力を見せてくれるのでしょうか。お楽しみに!
(取材・構成:柳下修平/撮影:HITOMI KAMATA)
能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)
能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー
月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。
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