【徹底解説】KinKi Kidsコンサート、ぶっちゃけ「どれから観ればいい?」
KinKi Kids、好きかも。だんだんハマってきた人へのおすすめ作品
【エピソード2 We are Φ’n 39!! and U? KinKi Kids Live in DOME 07-08】
2007年に発売された10作目のオリジナルアルバム「Φ」を引っ提げて行われたコンサート。シングル曲はあまり多くないセットリストだが、ずばり「目に見えて仲の良いKinKi Kids」を堪能したい人におすすめのライブだ。お酒を飲みながら流しておきたいようなおしゃれな楽曲もたっぷり詰まっている。ファンの中でも「伝説のコンサート」と呼ばれるほど人気があるので、必見。
アルバムの表題曲「lOve in the Φ」から始まり、序盤ではバリバリダンスを踊るかっこいいKinKi Kidsが観られる。息を飲むようなかっこいい楽曲が続き、4曲目にはこのライブを見る上で絶対に見てほしい「Harmony of December」。タイトルの通り、2人の美しいハーモニーを堪能出来る楽曲だが、ここで早くも2人の仲の良さが見受けられる。
切なげな歌声と、ロマンティックなメロディーと歌詞。心地よく耳を傾けていると「ふと気づけばいつも隣で笑ってる 僕の隣に咲く花」の歌詞で、剛が光一に近寄り、肩に手を添えるのだ。それに気づいた光一もまた、剛に手を伸ばし、サビではお互いに向き合って手を差し出しながら歌う。自分からやり出したのにも関わらず、照れて笑ってしまう剛…というとてもかわいらしい2人が見られる1曲となっている。この楽曲タイトルは、故・ジャニー喜多川さんがつけたものでもあり、今でも2人が大切に歌っている曲でもあるので、改めて聴くと感慨深いものがある。
バラードやダンスチューンが続き、中盤では2人がギターを弾きながら歌うほっこりタイムに。「全部だきしめて」を気持ちよさそうに歌い上げた後は、それぞれの過去のソロ曲「ひとりじゃない」「僕は思う」へ。この2曲は、彼らのデビュー前からのソロ曲で、それぞれ「金田一少年の事件簿」「銀狼怪奇ファイル」のエンディングテーマでもあったので、懐かしい!と思う人も多いはず。歌っている機会はかなり貴重なので、こちらも見逃せない。
10周年ライブでも披露したアンプラグドのコーナーは、2人の相性ぴったりの歌声をじっくり聴きたい人も満足出来るコーナー。ダンスチューン、バラード、ギターコーナー、シングルコーナーと本編だけでかなりお腹いっぱい、という感じだが、ぜひアンコールの最後まで観てほしい。ここでもとびきり仲良しのKinKi Kidsが見られるし、最後のMCは2人のまったり具合とファンへの愛情に溢れている。
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