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『るろうに剣心 最終章 The Final』は、今を悩める人に観てほしい。

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2021年4月23日から公開となった『るろうに剣心 最終章 The Final』、公開初日に観てきました。

過去に3作公開されており、根強い人気を誇る『るろうに剣心』シリーズ。

最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』では剣心の顔に刻まれている"十字傷"の謎について明かされていきます。十字傷のエピソード、剣心に恨みを抱く者、そしておぞましい復讐劇、目が離せない展開は本作も健在です。

過去の十字架に縛られる剣心は、どう向き合っていくのか。

今回の記事では、私が『るろうに剣心 最終章 The Final』を観て過去のしがらみに苦しめられる剣心の生き方から学べたことを、”内容に触れずに”紹介していきます。

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“人斬り抜刀斎"




かつては“人斬り抜刀斎"としてその名を轟かせていた剣心。

"血の雨を降らせている"そう例えられるほど残忍だった剣心は、その当時、愛していた自分の妻をも斬殺した過去があります。(ちなみに、本作ではこの事件を中心に物語が進行していきます)

愛する妻を自らの手で殺めてしまった剣心は、過ちを塗り重ねるように後悔の念に蝕まれてしまいます。

なにをして償えばいいのか。そこで辿り着いた1つの答えが、人を斬れない刀"逆刃刀"を用いることです。人を斬るよりも恨みを断つ。人を守るために刀を握る。この強い意思の表れが剣心に逆刃刀を握らせていたのです。彼が逆刃刀に強くこだわるのも納得です。

斬る刀から守る刀へ




「散々人を殺めた自分は生きていてもいいのか」

正しく生きられなかった剣心はこれまでの人生を後悔し、苦悩し、正しく生きようとしています。斬った数よりも、人を守る数の方が多くなるように。重たい十字架を背負った剣心は考えを改めて逆刃刀を手にして以降、人を救い、守り続けています。

たしかに剣心は過ちを犯してしまいました。しかし彼は過去の過ちを受け入れ、前向きになっています。その剣心に感化されて周りも前向きになっていく。アクションだけではない、本当に大切なことに気づかせてくれる魅力が『るろうに剣心』シリーズの人気の所以だと思っています。

たとえ過ちを犯して自分に失望しても、改心すれば立ち直ることができる。人生を懸けて償えばきっとやり直せる。本作にはそんなメッセージが託されているように思え、自分の悩みと前向きに向き合える勇気が湧いてきます。

過去に血の雨を降らせ続けた剣心は、その雨粒の数よりも、きっと多くの人を救ってくれる。私はこれからも剣心のことを応援し続けます。



"十字傷"について語られる本作は、剣心の原点と言っても過言ではない重要なエピソードです。

2021年6月4日には『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が公開され、遂に完結を迎えます。一体次はどんな物語が私たちを、剣心を待ち受けているのか。既に待ち遠しいです。

※『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開日は2021年4月23日現在発表されているものです。新型コロナウイルスの影響による再延期がされた場合は、情報の更新を行います。

(文:ゆくん)

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