『ゴッドファーザー』作品情報

1972年【米】

監督：フランシス・フォード・コッポラ

脚本：フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾ

出演：マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェイムズ・カーンほか

主な受賞歴：アカデミー賞作品賞、主演男優賞、脚色賞受賞

解説
20世紀の名画として燦然と輝く『ゴッドファーザー』三部作の第一作。コルレオーネ・ファミリーの数奇な運命と鮮烈な生き様を描いた名画の中の名画である。若き日のビトーをデ・ニーロが演じ、過去と現在が交錯しながら物語が展開する PARTⅡも本作に並ぶ名作であり、アカデミー賞で6部門の栄誉に輝いた。シリーズ2作品が作品賞を得たのは『ゴッドファーザー』だけである。監督自ら「金のため」と公言しているPARTⅢは前2作に比べて評価が低いが、ソニーの息子ビンセントの登場、マイケルの時代の終焉を描いたことなど、大きな意味を持つ最終章である。

ストーリー
1947年、ニューヨークを牛耳るマフィアであるコルレオーネ・ファミリーに対し、麻薬ビジネスを生業とするタッタリア・ファミリーが勢力を拡大していた。そんな矢先、ビトーが襲撃され重傷を負い、その父を危機一髪の状況から救い出した三男マイケルが、後継者として頭角を現す。