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2021年04月25日

「ドラゴン桜」(2005年版)の魅力を改めて振り返り、新シリーズへ備える

「ドラゴン桜」(2005年版)の魅力を改めて振り返り、新シリーズへ備える


新シリーズにつながるキャストを振り返る



ついに放送開始となったドラマ版「ドラゴン桜」新シリーズでは、弁護士で「特別進学クラス」の担任だった桜木健二と、その教え子だった水野直美が再登場。

今回は、この2人の物語について、振り返っていきたいと思います。

阿部寛さん演じる桜木健二は、東京大学の合格者を5人輩出するという公約のもと、龍山高校に「特別進学クラス」を開設。1年間をかけ、6人の落ちこぼれ高校生に独自の勉強カリキュラムを実施します。

科目ごとに召集した個性豊かな講師陣、10日間に及ぶ勉強合宿や、目標となる東京大学での課外授業など、唯一無二の特別授業を実現。そして、試験本番を迎えることになります。

その結果は、「特別進学クラス」のうち、3人が合格、2人が不合格、1人が未受験という形に。周囲から今後の活躍を期待された彼ですが、当初の公約を守るため、自ら教師を辞職。教え子との別れを経て、龍山高校から姿を消すことになりました。

しかし、弁護士としての職に戻った彼には、うわさを聞きつけた他校からの依頼が殺到。先の事情から、すぐに引き受ける素振りは見せなかったものの、確かな実績を胸に、新たなスタートを切る場面で、物語は幕を閉じます。

一方、長澤まさみさん演じる水野直美は、弁護士・桜木の一声で「特別進学クラス」の第1号として、東大合格を目指すことになります。初めこそ、目標に半信半疑だった彼女ですが、周囲の環境にも触発され、次第に勉強へと打ち込むことに……。

母の入院によって、一度は東大受験を諦めかけた彼女ですが、友人たちの支えもあり、無事、1次試験を受験。

しかし、2次試験の2日目、体調が悪化した母の身を案じたことで、試験時間に間に合わず、東大合格の夢は絶たれてしまいました。その後、恩師の桜木や友人との別れを経験した彼女は、受験勉強を続けることに……。

劇中で、その先が描かれることはありませんでしたが、母を看病しながら、夢に向かう彼女の姿には、明るい未来が示唆されていました。

新シリーズでは、再び、落ちこぼれ校の再建を依頼された弁護士・桜木と、彼の事務所の後輩弁護士として活躍する水野の活躍が描かれます。

立場や状況が変わった2人が、どのような物語を展開していくのかにも、要チェックです。

今回は、新シリーズ放送に合わせ、改めて再評価されて欲しい名作ドラマ「ドラゴン桜」(2005年版)を紹介しました。

「ドラゴン桜」(2005年版)は、Tver,Paraviほかで絶賛配信中。

かつて、ハマった方や、新シリーズから追う予定の方も必見です!!



(文:大矢哲紀)

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