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【NetflixやAmazon Primeで視聴・レンタル可】私的音楽映画ベスト5



YouTubeに「ミュージックレス・ビデオ」なるものがあります。マイケル・ジャクソンの「ビート・イット」とか、ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイの「ダンシング・イン・ザ・ストリート」などの著名MVから音を抜いて効果音をつけた、いわゆるネタ動画ですね。

限りなくクロに近いグレーなので、あんまり大きなフォントでは打てないのですが、実際、滅茶苦茶面白く、「最近なんか眉間にシワが寄りっぱなしだな」といった人はぜひ検索してみてください。バカバカしいので、軽い悩みくらいは吹っ飛びます。

映像はバカバカしいながらも、人間や物の動き、つまり映像に音楽が及ぼす力のほどがよくわかりまして、「音は感情を伝える。映画体験の半分は音だ」とジョージ・ルーカスの言葉を持ち出すまでもなく、今や映像全般に音楽がもたらす影響は、良かれ悪かれかなり大きなものであると見積もれるでしょう。

とくにここ数年では「映像(映画)に音楽がもたらす影響力」を証明するかのように、『すばらしき映画音楽たち』や『ようこそ映画音響の世界へ』といった良作が公開されています。どちらもそこまで長尺ではないので「あれ入ってねぇ」「これ入ってねぇ」「欧州や非英語圏に言及しねぇじゃねぇか」「ハンス・ジマーの声渋すぎるだろ」「偉大な音楽家も締め切りには勝てない」などといったご意見ご感想もありますが、入門編としては最適なので、未見の方は機会があれば鑑賞してみてください。

今回は「私的音楽映画」と第してベスト作品を紹介していくわけなのですが、よく考えると「音楽映画」の定義ってかなり曖昧であることに、今気づきました。たとえば、一曲も音楽が流れなくとも音楽に関するドキュメンタリーであれば「音楽映画」といえそうです。

劇中で鈴虫が鳴いていたとしたら、その音色を音楽だと捉えて「音楽映画」だと言いはることも可能でしょう。「映画は無音だが、鑑賞者が発生させた意図しない音が存在するので音楽映画である」などと、キノコ研究家兼音楽家のようなことを言い出す人がいても否定はできません。

ですので、以下に作品をピックアップするルールを設けました。

【ルール1】
Netflix・Amazon Prime Videoで視聴可能。もしくはAmazon・Apple TVでレンタル可能な作品のみをピックアップする。
(緊急事態宣言中のため、一歩も家から出ずに観られるようにするため。プラットフォームは筆者個人が登録しており、使用可能なもの。Apple TVはサブスク登録していないので、レンタルのみでの検索)

【ルール2】
ドキュメンタリーは入れてもよいが、1作品のみ。
(サブスクで観られる優秀な音楽ドキュメンタリー作品が多く、無制限にするとすべてドキュメンタリーで埋まってしまう可能性もあるため)

【ルール3】
最低5回以上は完走している作品を選ぶ。
(作品の鮮度ではなく、いつ・何度観ても面白いといった安定性を重視したいので)

【ルール4】
ジョン・カーニー作品は1つまで。
(無制限にすると2作品以上入る可能性があるため)

【ルール5】
同一の監督作品を複数ピックアップするのは不可。
(ルール4参照)

【ルール6】
演奏・歌唱シーンが3回以上入っていること。

【ルール7】
史実を基にした作品はなるべく入れない。なるべく映画のために作られたオリジナル曲を演奏・歌唱しているものを選ぶ。
(ここ10年くらい、実在のミュージシャンをモデルとした作品は良作が多すぎ、そればっかりになるのは考えものなので)

【ルール8】
ルールは1度だけ破ることができる。


以上のルールをもとに、作品をセレクトしていきます。

注:2021年4月27日現在の情報となります。

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