映画コラム
『名探偵コナン 緋色の弾丸』を楽しむ「10」のポイント
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『名探偵コナン 緋色の弾丸』を楽しむ「10」のポイント
皆さん、こんにちは。名探偵コナンが大好きなライター前野です。皆さんは、『名探偵コナン 緋色の弾丸』はもうご覧になりましたか。
筆者は公開初日に3回、その後4回観に行きました。緊急事態宣言が発令されてしまったので、GW中は観れませんが、宣言が解除されたら再び映画館でコナン君と赤井ファミリーに会いたいです。何度観ても楽しめる劇場版コナン映画。何度観ても新たな発見があり、観終わるとすぐにまた観たくなります。
複数回『名探偵コナン 緋色の弾丸』を複数回観た筆者が考える映画のポイントをまとめてみました。
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その1:決戦の地はリニア!真空超電動リニアとは?
『名探偵コナン 緋色の弾丸』を楽しむポイントとして知っておきたいのがリニアという乗り物についてですね。予告のジョディ先生の「決戦はリニア」という発言通り、『名探偵コナン 緋色の弾丸』ではリニアが決戦の舞台となっています。
リニアという言葉は聞いたことがあるけど、そもそもリニアって何と思いますよね。筆者も正直な所リニアという乗り物が何なのかということについてはよくわかっていない状態で観ました。『名探偵コナン 緋色の弾丸』で登場するのが真空超電動リニア!最初は少年探偵団と同じような気持ちで観ました。
何度も何度も観てようやく真空超電動リニアがなんなのかということを理解していきました。真空超電動リニアがなんなのかを理解する前と理解した後だと、リニアの暴走を止めたコナン君やリニアに弾丸を撃ち込んだ赤井さんの凄さがよりわかってきます。
リニアというよりは、今回の映画で登場する真空超電動リニアがなんなのかということがわかればより映画を楽しめると思います。真空超電動リニアは、4年に一度のスポーツの祭典WSG通称ワールド・スポーツ・ゲームスの開会式に合わせて作られた世界初の最高時速1000kmの乗り物。
東京の芝浜駅と新名古屋駅をなんと25分で走り抜け、最高速度は時速1000kmを誇り、弾丸のスピードに匹敵することから、世界からは日本の弾丸通称ジャパニーズブレッドと呼ばれています。
最高時速は1000kmに達しますが、加速と減速を繰り返し、開会式会場である芝浜スタジアム到着10分前には減速して時速150km程になります。真空超電導リニアは時速150kmを超えると、超電導磁石とコイルの吸引力で車体が浮き、真空トンネルに入ります。トンネル内では空気抵抗を減らし、時速1000kmに達するという仕組みです。
フィクションの乗り物ですが、そう遠くない未来に真空超電導リニアも実現するかもしれませんね。そんなとんでもないスピードを誇る真空超電動リニアが犯人のシステム操作により、芝浜駅到着10分前から加速を始めるのです。アニメ映画ですし、観てる側としてはコナン君がなんとかするとは思っていますが、時速1000kmのリニアが急加速で会場に突っ込んでくると思うと恐怖しかありません。
真空超電動リニアについては、映画の中で浜辺美波が声優をつとめた石岡エリーが何度も解説してくれますし、観終わった後によくわからないということにはならないと思います。
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