インタビュー
「キラリュウ」でキャストたちが楽しみにしていたこととは?篠宮暁&「キラメイジャー」プロデューサーズ座談会
「キラリュウ」でキャストたちが楽しみにしていたこととは?篠宮暁&「キラメイジャー」プロデューサーズ座談会
篠宮 そして今回、「キラメイジャーVSリュウソウジャー」は坂本浩一監督&脚本・下亜友美さんですが、どんな経緯だったんですか?
塚田 基本的には、両作品やってる人ということですね。
望月 撮影が最終回の後というタイミングもあって。
塚田 それに坂本監督なら、2つの戦隊のアクションの違いも的確に表現してもらえますし。下ちゃんに関しては、よく知っている優秀なスタッフということと明るくコミカルな彼女の得意なテイストがVSの楽しい感じに合っているかなと。
望月 塚田は、脚本家はコミュニケーション能力が大事とインタビューで言っていましたが、VSはいつもより企画チームの人数も多いなか、彼女が担当したことでコミュニケーションもよく取れていたんじゃないかなと。
篠宮 では最後に、「キラメイジャーVSリュウソウジャー」の見どころをお願いします!
望月 やっぱり、アクションですかね。リュウソウジャーは素面アクションが多かったので、それをまた観て懐かしんでもらえたらと思いますし、一方でテレビであまり見られなかったキラメイジャーのアクションが見られるのも楽しみにしてもらえたら。キラメイジャーはコロナもあって素面アクションが少なかったので、キャストは衣装合わせから坂本監督と盛り上がるくらい楽しみにしていました。ぜひ注目していただきたいです。
【取材後記】
毎週書き続けてきたこの特撮コラムも気づけばもう200本を超えてました。
担当の方にこの機会に何かしたいことはありますか?と言っていただいたので、僕は「キラメイジャー」のプロデューサー、塚田さんと望月さんにお話を聞きたいとワガママを言わせていただきました。
そして、東映ビデオさんのご尽力もあり、取材が実現しました。
2020年は世界中が未曾有の危機に陥りましたが、そんな中でこれでもかとキラキラしていた「キラメイジャー」が沢山の人に希望を与えたことは周知の事実ですし当然僕もその中の一人です。
そんな「キラメイジャー」がどうやって、そしてどのような気持ちで作られていたかをどうしても知りたかったのです。
今回、お話を聞けたことでさらに「キラメイジャー」を好きになれました。
数年後コロナ禍を振り返る時、大変だった記憶よりも「キラメイジャー」を毎週楽しみにしてたという記憶が真っ先に脳裏に浮かぶと思うんですが、危機的状況の中、ブレない熱で作品を作り上げた塚田さんと望月さんを含めた制作陣皆々様もヒーローと呼んで間違いないなと、インタビュー中に思った次第でありました。
(取材:篠宮暁、文:大谷和美)
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
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