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2021年05月03日

宮部みゆき「ソロモンの偽証」上⽩⽯萌歌で連ドラ化!今秋放送決定

宮部みゆき「ソロモンの偽証」上⽩⽯萌歌で連ドラ化!今秋放送決定


宮部みゆきの「ソロモンの偽証」が、WOWOW開局30周年記念としてドラマ化されることが決定した。

原作は1990年代の公⽴中学校を舞台としているが、テレビドラマ版ではSNSが普及する現代の私⽴⾼校に置き換え、全8話という⻑編で宮部ワールドの世界観を描き出す。前代未聞の学校内裁判を主導する⾼校⽣・藤野涼⼦役を演じるのは、ドラマ、映画、舞台、音楽など様々なフィールドで活躍し注目を集める上⽩⽯萌歌。本作が連続ドラマの初主演となる。

⼀⼈の転落死からはじまる不可解な出来事。動揺する⽣徒、困惑する保護者、体裁を気にする教師、騒ぎ⽴てるマスコミやSNS。⼀体、誰が真実を話し、誰が嘘をついているのか。謎に満ちた衝撃の真相とは︖現代社会への警鐘ともいえる本作に期待したい。

コメント

上⽩⽯萌歌(藤野涼子役)

◆本作のオファーを受けた際の気持ち
私のデビュー作もWOWOWの作品ということもあり、勝⼿ながら原点のように感じていたので、このような形で戻ってこられてとても嬉しいです。『ソロモンの偽証』は公開時に映画館で観ており、同世代の役者の方々に刺激を受けた覚えがあります。今回お話をいただいて、この作品にまた新たな⾵を吹かせられたらいいなと思いました。

◆脚本を読まれた際の感想や、今回演じた役・藤野涼子についての印象
脚本に並ぶ⾔葉がどれもとてつもない熱と⼒を帯びていて、発することで⾃分が負けてしまわないかと不安になるほどでした。藤野涼⼦は誰よりも責任感が強く、ひとりで多くのことを背負って⽣きる⼥の⼦です。彼⼥⾃⾝をどうにか救ってあげたいという⼀心で藤野涼⼦を⽣きようとしました。

◆役作りで心がけたことや、撮影を終えての感想
今作はオリジナルとは異なり、⾼校⽣という年齢設定で物語が進んでいきます。⾼校⽣ならではの心の機微や葛藤を繊細に表現することを意識しました。私なりの藤野涼⼦としてのまなざしを感じていただけたらと思います。苦しい題材ではありますが現場は常に明るく、活気に溢れていました。素晴らしいチームでものづくりができたことを心から幸せに思います。

◆この映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へメッセージ
さまざまなものが多く錯綜する中で、真実とは何か、偽りとは何か、正義とは何かを必死に問う物語です。真実に辿り着いた時、どんな光景が彼⼥たちを待っているのか、ぜひ⾒届けてください。

ストーリー

クリスマスの朝、雪の積もった校庭で藤野涼⼦(上⽩⽯萌歌)はクラスメイト・柏⽊卓也の死体を発⾒する。警察や⾼校が⾃殺と断定する中、涼⼦のもとに“同級⽣・⼤出俊次らによる殺⼈“を告発する匿名の⼿紙が届く。⾃殺か他殺か、転落死をめぐって騒ぎ出すマスコミやSNS。校⻑の津崎正男は事態の収束をはかるも、更なる事故が起きてしまう。次々に起こる不可解な出来事。⼤⼈たちの対応に納得できない涼⼦は謎の他校⽣・神原和彦とともに⽴ち上がる。「裁判をしませんか。わたしたちで」前代未聞の学校内裁判が始まる――。

作品情報

原作:宮部みゆき『ソロモンの偽証』(新潮文庫刊) 
脚本:篠﨑絵⾥⼦(「連続ドラマW 楽園」)
監督:権野元(「連続ドラマW 楽園」) 音楽︓⽻岡佳(「連続ドラマW 楽園」)
出演:上⽩⽯萌歌ほか
チーフプロデューサー:⻘⽊泰憲
プロデューサー:徳⽥雄久、⼩松貴⼦
製作:WOWOW 松竹

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