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2021年07月14日

マーベル『ロキ』全6話感想 | ついに完結!ロキとシルヴィの前に現れた「在り続ける者」との決着の行方は!?

マーベル『ロキ』全6話感想 | ついに完結!ロキとシルヴィの前に現れた「在り続ける者」との決着の行方は!?


第5話 未知への旅:あらすじ&感想

あらすじ


衝撃のラストを迎えた前回。
その後のロキの運命は…?


感想


前回、第4話の終わりに剪定されてしまったロキ。

死んでしまったかと思いきや、変異体である「クラシック・ロキ」「キッド・ロキ」「自慢好きロキ」の3人を目の前に倒れていました。
そして、行き着いた先は時の終わり・虚無。虚無ではアライオスという怪物に支配されていて、触れた者を死へと追いやるため、恐れられていました。

第5話はこの虚無でストーリーが進んでいきます。

序盤からユニークな場面がいくつもありましたね。
なんと言っても、ワニ版のロキが登場するのは誰も想像できなかったですね。
秘密基地に入っていく途中のシーンもいろんなネタが散りばめられていたり。

また、クラシック・ロキがTVAに連れ去られた分岐イベントの話、サノスに殺されるはずのロキが生き残り、宇宙に1人で過ごしていたら、寂しくなってソーに会いに行こうとしたところに捕まった、という話は興味深いものがありました。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で殺されてしまったロキに先の未来がもしあったなら、と考えてしまいました。

序盤のシーンで気になったところがありました。
それは、予告編で流れるロキの正体が「大統領ロキ」ということ。



このロキが配信開始する前はこの予告編が「ロキ」と思いきや、変異体の大統領ロキだったというのは、、、まさに『ロキ』に裏切られました。
とはいえ、大統領ロキが登場するシーンはコミカルで、面白かったです。

そして、ロキとシルヴィとの一時は完全にこれまでのロキとは違うロキがいました。
第1話とは違う、裏切り王子のロキではなく、1人の人間としてのロキがいました。
また、メビウスに対して別れのハグをするシーンも。

さらには、物語終盤ではクラシック・ロキがアライオスの気を反らせようと魔術でアスガルドを再現するシーンも見どころの1つ。
なぜ彼がロキとシルヴィに加勢する心変わりを見せたのか。
それは、メビウスが「今からでも変われる」と言ったことがきっかけのように思えました。

第5話のテーマは「変わること」なのかな、とも思いました。
第6話の最終回を前にして、これまでのロキとは違い、成長したロキを表現したかったのではないでしょうか。

過去を悔いたりすることもなく、アライオスにシルヴィと一緒に立ち向かおうとするロキは悪役、裏切り王子とはほど遠いヒーローの姿になっているように見えました。

いよいよ次回、第6話が最終回。

・アライオスが示した場所はどこなのか

・TVAを裏で手を引くのは誰か

・タイムキーパーの正体は誰か

・ロキとシルヴィはタイムキーパーを倒すことができるのか

・『ロキ』の結末は一体どうなるのか

これまでの謎が一気に解決するはずの最終回。
そして、他のMCU作品とのつながりも気になるところです。

いよいよ次回第6話が最終回。
まったく予想不可能な結末を見逃せません!


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