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「シェフは名探偵」第3話レビュー:三舟がマドモアゼル・ブイヤベースに恋をした?(※ストーリーネタバレあり)



西島秀俊が主演のテレビ東京系新ドラマ「シェフは名探偵」が2021年5月31日より放送開始となった。

本作は、小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ・三舟忍(西島秀俊)が、人並み外れた洞察力と推理力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解決していくグルメミステリー。

本記事では、その第3話を紐解いていく。

「シェフは名探偵」第3話のレビュー



『パ・マル』に恋の風が吹いた?

 

『パ・マル』にやってきた女性、新城鈴加。いつもブイヤベースを頼む彼女に三舟はどこか楽しそうです。

更に三舟が金子に相談を持ち掛けているのを聞いて、高築と志村は三舟が新城に恋をしているのでは? と予想します。

 
一方、『パ・マル』では3周年記念のためにシャンソン歌手がやってくることに。なんとその歌手というのが志村の妻、麻美でした。ライブのあとは麻美を交えて「ガレット・デ・ロワ」を食べることに。これはフランスの伝統菓子で、中にはフェーブが仕込まれており、フェーブが入っているピースを引き当てた人はその日の王様・女王様になれるというもの。そのガレット・デ・ロワをきっかけに志村夫妻の思い出話に花が咲きますが、翌日、麻美とケンカしたらしい志村は店の事務室に泊まると言い出します。

志村夫妻のケンカと、ブイヤベースの女性と三舟の恋? が話題の中心となった今回。

実は新城は別の店のシェフで、三舟のブイヤベースが気に入ってその味を勉強するために通っていたのです。そのことを知った三舟は親切にもブイヤベースの作り方を手ほどきすると申し出ます。

その中で、「オーナーとはいつ結婚されるのですか?」と、新城と店のオーナーとの関係を言い当てる三舟。オーナーにプロポーズされていた新城。しかし、彼女には迷いがありました。ブイヤベースを食べに来ているうちに、三舟に恋をしてしまっていたから。三舟も彼女のことを魅力的だとは言っていましたが、あなたの方法は誠実ではない、と一刀両断。プロポーズを断らないうちに三舟に想いを伝えるのは確かに保険がある状態。

それに、その前に彼女はブイヤベースの味を勉強したいからと言って、残った料理を持ち帰りたいとタッパー持参で店を訪れています。た、たしかにこの行動もちょっと誠実ではない気がしてきます。

三舟にフラれてしまった新城はそのまま店を飛び出します。フッた三舟もその後動揺が隠せず。新城のアプローチの仕方が違っていれば、違う結末になっていたのかも?

一方、志村と麻美は三舟のおせっかいで仲直りへ。
2人のためにガレット・デ・ロワを焼き、フェーブが麻美に当たるように細工をしていたのです。
これはかつて、別の男性の麻美への告白をしようとしたのを志村が阻止した方法と一緒でした。実は麻美のことが好きで好きでたまらないという志村。麻美に片想いをしている男性にフェーブが当たれば、アプローチのきっかけになってしまう。だから、自分か麻美にフェーブが当たるようにしていたのです。これも誠実でないと言えばそうなのかも?

好きという気持ちは時として自分のことだけしか見えなくなってしまう場合も。
そしてそれが吉と出るか凶と出るかもわかりません。ただ、誠実でいたほうが、恋に破れても後悔は少ないはず……なんてことを考えさせられる第3話なのでした。

→「Paravi」で第3話を見る


第3話ストーリー


『パ・マル』でブイヤベースを注文した新城鈴加(映美くらら)は、その日をきっかけにたびたび来店するように。頼むのはいつでもブイヤベースだ。だがそれは三舟忍(西島秀俊)を巻き込んだ事件の始まりだった――。そんな中、三舟は志村洋二(神尾佑)に、店の3周年記念を盛り上げるため、シャンソン歌手である妻・麻美(シルビア・グラブ)にライブをして欲しいと依頼する。しかし志村は恥ずかしいと拒否。口論となってしまう。

(文:ふくだりょうこ)

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