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鈴鹿央士、異次元級の存在感と魅力:「ドラゴン桜」いよいよ最終回!


「ドラゴン桜」より ©TBS

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最終回を迎えた『ドラゴン桜』で藤井を演じている鈴鹿央士。周りを見下した「嫌な奴」から心境や態度が変化していき、仲間となる過程やその後の個人が抱えた苦悩など、さまざまな感情を見せる役柄を演じて注目を集めています。

俳優として活動を始めたのは2019年からと、演技歴が長くないにも関わらず、役柄によって観る人に全く違う印象を与える演技ができる俳優だと思う。実際、別の作品で観た彼がドラゴン桜の藤井と同じ人だと知って非常に驚いた覚えがある。

本記事では「ドラゴン桜」を中心に、いくつか出演作品をピックアップして彼の演技の魅力をお伝えしていきます。

「ドラゴン桜」…「憎たらしい嫌な奴」から「ツンデレで不器用なかわいい奴」「友達のために自分を犠牲にできる奴」へと変化


「ドラゴン桜」より ©TBS

まずはドラマ「ドラゴン桜」の藤井について。スタート当時の藤井は、本当に本当に本当に嫌な奴でした。「藤井が嫌な奴すぎる」「嫌い」と思っていた人も少なくないと思います。

東大専科のメンバーを「バカ」と言って見下し、事あるごとに憎まれ口をたたき、東大専科のメンバーが勉強している様子を撮影してSNSにアップするなどの嫌がらせをします。さらに健太(細田佳央太)が大切にしている虫の入った箱を蹴る、彼が対決に来ないように虫の解剖の動画を見せ「東大に行ったらこれをやることになる」「お前と同じで生きてる価値がない」と言うなど、性根の腐ったクズでした。

東大専科のメンバーだけでなく、桜木(阿部寛)にも「お前はまずその性格を直すところからだ」と言われ、当初は藤井を東大専科のメンバーと対決させていた理事長(江口のりこ)にも「藤井は嫌なヤローだけど勉強はできる」と言われるほど。


「ドラゴン桜」より ©TBS

ですが、度々東大専科との対決に負け、負けた場合の条件を呑んで専科の合宿に参加した藤井は、東大専科のメンバーや桜木・水野(長澤まさみ)たちとの交流によって徐々に変化していきます。東大専科の面々を羨ましそうに見たり、合宿が終わったら桜木・水野やメンバーたちにありがとう、もういいよと言われてショックそうだったり(みんなわざと言っていただけ)。自分から「東大専科に入りたい」と言い、健太に「この間はごめん」と謝りました。

それだけではなく、小杉(志田彩良)が父親に女が大学に行く必要がないと退学させられそうになったときは「東大目指すのに親の許可なんかいらねえだろ」と怒りをあらわにしたり、優秀な弟と比べられ続けて自信を失っている天野(加藤清史郎)に兄たちと比べられてきた自分と近しいものを感じて何とか励まそうとしたり(でも言葉が足りずなかなか伝わらない)と優しい一面を見せます。

「ドラゴン桜」より ©TBS
「ドラゴン桜」より ©TBS

根っからの嫌な奴かと思いきや、優秀な兄たちと比べられ続け、高校受験に失敗。本来の実力よりだいぶ偏差値の低い高校で回りから浮いてしまい、さらに一人で東大専科と対決させられるなど、さまざまな条件が重なってひねくれていたことがわかります。

からかってきた中学の同級生に言い返さず思いとどまり、気遣ってくれた仲間にお礼を言い、文転することを決めてみんなに「力を貸してくれ」と頭を下げるまでに変わりました。東大専科の中で最も人として変化し、成長した人物と言って間違いないでしょう。鈴鹿央士はそんな難しい役どころを見事に演じ、観る人の印象を「憎らしい藤井」から「実はかわいいツンデレな藤井」に変えていきました。

※以下、最終回後に追記

そして最終回では健太が同じ教室の受験生たちから嫌がらせを受けているのを見、桜木に「この2日間は自分のことだけ考えろ」と言われたのを思い出して踏み止まろうとするものの、やはり放っておけず「俺の友達をバカにすんなよ」と向かっていきます。藤井が試験官に伝えてくれたおかげて健太は安心して試験を受けられ合格しましたが、もみ合いになった際に手首をけがした藤井は実力を発揮できず不合格に。

健太に話を聞いてすべてを知っていた桜木に指摘され、健太に「僕を助けたせい?」と聞かれた藤井はこう言います。

「違うよ。あの日、お前を助けたとき、なんか、なんか嬉しくて。前の自分じゃ絶対助けたりしなかった。でも助けにいけたんだ。なんか、そういう自分になれたことが嬉しくて嬉しくて……その後の試験も興奮しちゃって。でも後悔してねえからな。健太気にすんなよ」

藤井……!!! 泣いた。いや手首やっちゃったあたりから泣いてた。
あんなに嫌なやつだった藤井が人のために行動し、そのために不合格になってしまうけど後悔していないこと、本当だと伝わってきた。気づけばいちばん応援したいメンバーになっていた藤井。嫌な奴らのために不合格になってしまったのは悔しいけど、一年でこんなに成長し、学歴よりも大事なものを手に入れた藤井なら、一年のブランクなんて余裕で乗り越えられるでしょう。

性格を直さないと受からないと言っていた桜木にも「この大馬鹿野郎が! だがな、今のお前だったら次は受かる。確実にな」という言葉をかけられます。
この作品は、ある意味藤井の成長物語と言ってもいいかもしれません。

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