インタビュー

2021年07月25日

「スーパーヒーロー戦記」白倉プロデューサーに篠宮暁が直撃!「一人ひとりに1年間主役を務められてきた重みがある」

「スーパーヒーロー戦記」白倉プロデューサーに篠宮暁が直撃!「一人ひとりに1年間主役を務められてきた重みがある」



篠宮 今回も『仮面ライダー電王』のイマジンが出たり、あとデンライナーのオーナー役の石丸謙二郎さんも出ていますけど、白倉さん的に『仮面ライダー電王』のキャラクターへの思い入れがかなりあったりするんでしょうか?



白倉 思い入れがあるというか……なんでしょうね。割とずっとそこにいるような気がしてるので。都合よく使っちゃいけないんですけどね。特殊ですよね、イマジンたちのあの感じは。
 
篠宮 そうですね。シリーズからまた14年ぐらい経ちますけど、全然色褪せないというか。登場したら、こっちも普通にテンション上がるし。

白倉 イマジン連中って何がいいんだろうなって考えると、多分、みんなろくでもないんですよ。地球の平和とか人類の自由とか、そういう高尚なことを考えていない、基本何も考えてないってところがいいんでしょうね。
 
篠宮 それが、どの作品にもマッチするというか。
 
白倉 自己中の割には、環境適応能力高いんですよね(笑)。どこでも生きていけるっていう感じですかね。
 
篠宮 ちょっと聞いた話で、『機界戦隊ゼンカイジャー』の打ち合わせのときに、突飛な発想をすることを、ゼンカイ脳で考えるみたいに言うとか。今回もやっぱりゼンカイ脳だったんですか?
 


白倉 いや、そんなことないですよ。田﨑監督も『機界戦隊ゼンカイジャー』経験者なので、というか、ゼンカイ脳って言い出したのが田﨑監督で(笑)。まぁ、悪い意味で使っているんですけどね。普通にやったらこうだけど、普通にやらないっていうのがゼンカイ脳っていう話で。

篠宮 はははは!

白倉 今作はなるべくゼンカイ脳を封印して。あくまでも『仮面ライダーセイバー』を軸とした、Wアニバーサリー映画なんだ、と意識を頑張って切り替えてやってます。
 
篠宮 物語をきっちり昇華させていく、みたいな感じだったんですね。ありがとうございました!



(撮影:井嶋輝文、取材:篠宮暁、文:大谷和美)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】


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