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「キラリュウ」を見て疑問点が見事に解決!映画撮影という設定の魅力について語る

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』の上映直前に、このコラムでリュウソウジャーのプロデューサー・丸山真哉さんと土井健生さんキラメイジャーのプロデューサー・塚田英明さんと望月卓さんにインタビューさせていただきました。

そこでめちゃくちゃいい話をたくさん聞けたので、作品をスクリーンで見るのを楽しみにしていたんですが、緊急事態宣言により東京都の映画館は休館を余儀なくされてしまいました。

見に行く予定だったけど行けなくなってしまった方、たくさんおられるかと思います。

僕もなかなか見れずに悶々とした日々を過ごしていましたが、なんと東映特撮ファンクラブにて有料特別配信してくれることになり、他の地域の方に遅れること約1か月、ようやく見ることができました。

TTFCバンザイ。

事前に聞いていた通り、坂本浩一監督演出の特徴でもある素面アクションが、作中に盛り盛り取り込まれていました。

リュウソウメンバーは本編でもやっていたこともあり、さすがのアクションは見応え抜群。

逆にキラメイメンバーは、本編がコロナ禍の撮影だったこともあって素面のアクションがほとんどなかったにも関わらず、動きがキレキレ、そしてキラキラ。もはやキレメイジャー。

ファンが見たかったものを汲んでくれるということで絶賛されることも多い、坂本浩一監督の演出はまだまだありまして、例えば衣装。

リュウソウジャーは本編で一度だけスーツを着たことはありましたが、基本的にはリュウソウ族のお馴染みの衣装。

しかし今回は、その衣装を着ていないリュウソウジャーを見ることができ、それがとても新鮮に感じました。

作品を見る前に、実は疑問点が一つありまして、リュウソウケンや騎士竜が封印されてる状態でどうやって戦うんだろうというのが頭に浮かんでいたんですが、そこは絡む相手がキラメイジャー。さすがのひらめキングで解消。

VSの醍醐味はとにかく楽しいという部分に尽きると思うんですが、上で書いたように今回ももれなくとにかく楽しかったし、しっかりとVSしていました。

何よりも映画の撮影という設定になってるこの感じが、めちゃくちゃ戦隊戦隊しててグッときます。

監督やカメラをモチーフにした敵キャラが映画の中に引きずり込む、という能力はスーパー戦隊の恒例。

突拍子もなく着物着せても特攻服着せても、撮影所だからという理由で丸く納めることができる最高のシチュエーション。

そんなこともあるからか、撮影所回はハズレがありません。

古くは『電子戦隊デンジマン』の第8話「白骨都市の大魔王」にて、デンジマンがガンマン、侍、アメフト選手になってアクションを披露していたり、近年では『獣電戦隊キョウリュウジャー』の40話「グッとくーる!オッサンはつらいよ」で警察、ヤンキーに扮したりしたこともありました。(ちなみにこの回も坂本浩一監督)

撮影所だけの設定だけでしぼれば、それこそ「リュウソウジャー」の41話「消えた聖剣」もありましたし、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の11話「撮影は続くよ どこまでも」や『未来戦隊タイムレンジャー』の38話「ぐっどないと」、 『バトルフィーバーJ』の25話「撮影所は怪奇魔境」、 あと『超力戦隊オーレンジャー』の映画でも撮影所回が扱われました。

王道の設定の中、キラメイジャーとリュウソウジャーがどう輝いてくるかも見どころですので、まだまだ映画館へは行けないという方はぜひ、TTFCを利用して家で見てみてはいかがでしょうか?

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】

第205回:30代後半以上のスーパー戦隊ファンなら分かる?『機界戦隊ゼンカイジャー』のエモいポイント

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