「消えた初恋」第1話レビュー:柔の道枝と剛の目黒、2人が描く初恋とは?(※ストーリーネタバレあり)
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この秋、最強コンビが誕生!! 日本中をキュンキュンさせるW主演!
道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)×目黒 蓮(Snow Man)
アニメ、映画化された大人気コミックス『俺物語!!』(原作:河原和音)のアルコが作画を担当する異色ラブコメ「消えた初恋」がドラマ化!2021年10月9日より放送スタートした。「消しゴムに好きな人の名前を書く」というおまじないが原因で、複雑な恋模様が展開していくこの物語。ちょっぴりトンチンカンで何だか尊い、そんな“初恋ラブコメ”が土曜の夜を彩ります。
本記事では、第1話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「消えた初恋」第1話レビュー
消しゴムに好きな人の名前を書いている全国の中高生。絶対にその消しゴムを人に貸すんじゃないぞ!
と、橋下さんが好きな人の名前を書いた消しゴムを、青木に貸してしまったことから始まる勘違い初恋ラブコメディが「消えた初恋」だ。
主演はなにわ男子/関西ジャニーズJr.の道枝峻佑とSnow Manの目黒蓮が務める。
第1話では、青木は片想いの相手・橋下さんの好きな人が井田だと知る。
井田は青木が落とした消しゴムに自分の名前が書かれているのを見て、「青木は俺のことが好きなのか?」と勘違いする。
青木がすぐにその消しゴムの持ち主ではないことを証明できれば問題はなかった。が、それでは勝手に橋下さんの想いを井田に伝えてしまうことになる。自分の消しゴムだと言うしかなかったのだ。
とは言え、いろいろと言い訳の方法はあると思うんだけども。むしろ、橋下さんの名前を隠して事実を伝えればいいと思うんだけども。そもそも後ろの席で青木が、消しゴムがないと騒いでいたのに気がつかなかったんだろうか。
お互いに相手のことをあまり知らない青木と井田(関係ないけども、進級当初から名前順で前後だったりしたのかな)。消しゴムがきっかけで話をする機会が増える。
話をするたびに誤解を深めていく2人だが、視聴者にもそれぞれのパーソナリティーが分かってよい。
青木は元気で明るくてとにかく優しい。
井田は真面目でまっすぐな性格。
青木はどんなことがあっても消しゴムが橋下さんのものだとは言えない。井田は誰からだったとしても、好意を差し出されたら、とりあえず受け取って真面目に考える。
橋下さんが消しゴムが自分のものだと言わない限り、青木と井田の互いに対する意識は交わり続けることになるわけだ。
青木のことをちゃんと考えたい、と言った井田はまだ「人を好きになったことがない」という。消しゴムがきっかけで井田は「好き」に気がつくことになるだろうか。
正反対の2人がどのような関係を築いていくのか、注目したい。
それにしても、なんて甘酸っぱいんだ!!!!!
「好きな人と緊張して話せない」という橋下さんの言葉に、「そういえば、そんなときもありましたね……」と逆に新鮮な気持ちになったほどである。
そして青木にバレンタインのチョコがないのは、バグなのか、それともみんな奥ゆかしいのか。あんないいヤツをみんな好きにならないわけがないのでは!?
「消えた初恋」1話のストーリー
とある高校で、担任の谷口先生(田辺誠一)がテストを配り始める中、消しゴムが見つからず焦った青木(道枝駿佑)は、親友・あっくん(鈴木仁)に借りようとするが、あっさり断られてしまう。すると、それを見ていた橋下さん(福本莉子)が笑顔で消しゴムを貸してくれる。密かに橋下さんに片思い中の青木は、「やっぱり橋下さんは天使だ…」と大感激。しかし、それも束の間…その消しゴムに「イダくん♡」と、井田(目黒蓮)の名前が書いてあることに気づいて大ショック! もしかして、これは好きな人の名前を書くとその恋が叶うというおまじないでは…!? 瞬時に失恋したことを悟り、ガックリうなだれる青木だが、その消しゴムの文字をあろうことか井田本人に見られてしまう。井田に、「勘違いだ!」と否定したい青木だが、橋下さんの恋心を勝手にバラすわけにもいかず、とっさにその消しゴムは自分の物だと嘘をつくのだが…!?勘違いが勘違いを呼ぶ中、よかれと思った行動や何気ない一言によってさらなるズレが生じ、恋も友情も予想外の方向へ…!? 一生懸命だけどちょっとトンチンカン、そんな“尊い初恋”が始まる――。
(文:ふくだりょうこ)
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