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2021年11月24日

「婚姻届に判を捺しただけですが」第6話:まさかのネクタイキスと。高杉真宙「キスしようかなと思って」「だめ?」の破壊力(※ネタバレありレビュー)

「婚姻届に判を捺しただけですが」第6話:まさかのネクタイキスと。高杉真宙「キスしようかなと思って」「だめ?」の破壊力(※ネタバレありレビュー)


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清野菜名がヒロインを務める「婚姻届に判を捺しただけですが」が、2021年10月19日(火)放送スタートした。

有⽣⻘春作の同名コミックをドラマ化。
独身を謳歌している27歳の大加戸明葉(清野)に、広告代理店に勤める30歳のサラリーマン・百瀬柊(坂口)が“ある理由”から偽装結婚を申し込む。
共同生活が始まり、衝突ばかりの2人。果たして、百瀬が偽装結婚をする本当の理由とは? 2人の関係に変化はあるのか?

本記事では、その第6話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

「婚姻届に判を捺しただけですが」第6話レビュー


百瀬(坂口健太郎)の美晴(倉科カナ)への思いも一区切りつき(美晴と兄・旭夫婦の仲が揺るがぬものになり)どう展開していくのか気になっていた今回。思った以上に驚きの展開の連続だった。

百瀬を好きになってしまった明葉(清野菜名)は、結婚生活を長引かせるため、わざと返済金額を減らしてみたり、月1万円ずつの返済にすれば老後まで一緒にいられるだろうかと妄想してみたり……。

そこへやってきたのは明葉の両親(ルー大柴・杉本彩)。こ、濃いな~! 
確か放送前にキャストは発表されていたものの、ここまで全く出番なしですっかり忘れていた。いきなりやってきて、二人の家に泊まるという。契約結婚だということがバレないように必死な明葉。絵が売れ、羽振りがいいという母は、ご祝儀で500万くれるという(すごい)。だがこれが百瀬に知れたら、結婚生活が終了になってしまうのでは、と不安になる。

休日に急ぎの仕事が入ってしまった明葉は、両親と百瀬を一緒にいさせたら500万あることがバレてしまうのではと思い(さすがに寿司屋で札束を出す人はいないと思うが)、職場の人に頼まれた自分不在の合コンへの参加を百瀬に頼む。かなりめちゃくちゃである。

急に入った仕事というのは、明葉が大ファンの作家・丸園ふみ(西尾まり)の装丁だった。前回結構感じが悪かったが、明葉を気に入ったらしい。唯斗(高杉真宙)の勤務する動物病院に行った際、その資料を広げていたためデザインを担当することになったと伝える。

いや、仕事で預かってる(もしくはもらった)資料を外で広げちゃ駄目だし、軽々しく社外の人に言っては駄目では……? と広告制作していたことがある身としては気になってしまった。かなりアウトだと思うけど……。現実でばれたら契約破棄とか今後仕事もらえなくなることもあるレベルだと思うけど。

落ち込む明葉に突然顔を近づける唯斗。びっくりした明葉に
「キスしようかなと思って」「元気出るかな~と思って」
と悪びれもなく言う。
ど、どういう文化~~~!!? しかし最高に顔がいいのですべてが許されると思う。

「だめ?」

この絶対ひらがなで言ってるかんじの「だめ?」もまたいい。たまらん。

「じゃあさ、アッキーのこと好きになってもいい?」
「そしたらアッキーのこと、励ましてあげられるよね」

いいに決まってんだろ~! と思ったが、決めるのは明葉だった。

何なんだ、今回も登場してからずーっと顔がいいぞ。フープピアスもチャラくて最高。

高杉真宙、どちらかというと陰キャっぽい役の印象のほうが強いのだが、陽キャの威力がこんなにすごいとは思わなかった。
ちなみにParavi配信限定の「とにかく婚姻届に判を捺したいだけですが」ではさらにかっこいい高杉真宙くんがたくさん観らるのでぜひ…!(決して回し者ではありません)

合コンで唯斗は百瀬に挑発的。明葉とハグしたことや、仕事の相談をされたとわざわざ明かす(相談はされてないのだが)。ちょっとむっとする百瀬。友情のハグですよね? と返す。気にしてないという態度を貫くが、対抗心が芽生えているのは明らか。唯斗に言われた言葉を素直に信じ、丸園ふみの仕事を失い落ち込む明葉に「励ましのキス」をしてしまう。実際は友情でキスはしないので(少なくとも日本では)、ひっぱたかれる。

明葉の母は、おじからお金の話を聞き、いろいろと見抜いていた。お金は返しなさいと大金を渡すが、結婚生活を終わらせたくない明葉は拒否。百瀬を好きだと言うこともばれる。

百瀬は仕事を早く切り上げて明葉の両親の見送りに空港へ。明葉の母とのハグ、素敵だったし耳元でささやいた言葉もよかった。お母さんには敵わないな!

明葉の集めているガチャガチャ、足りない1種類を持って帰ってきて謝る百瀬。実は空港でそれを出すためにガチャガチャを回しまくり、カバンがパンパンなのだった。かわいい。

「僕はうまく明葉さんを励ませないかもしれないし、また怒らせてしまうかもしれません。でも、また僕たちなりの夫婦の形を作っていけたらと」

コミュニケーション下手なんだけど、まっすぐでキュンとする。そして明葉は百瀬のネクタイを引っ張ってキス。!!? 放送前の作品ビジュアルで明葉が百瀬のネクタイを引っ張っている画像があったけど、まさかここにつながっていたのだろうか。

次回どうなるんだろう、そして倉科カナ演じる美晴ではない人も登場するらしく(アリなのそれ?)目の離せない展開だ。もちろん高杉真宙も気になる。

ちなみに今回、おもちの激かわシーンが多めだった気がしてうれしい! 鳴くおもち、寝てるおもち、カバンから顔だけだしてるおもち……クセになるかわいさ、なんなら1話ずっとおもちでも楽しめる自信がある。なでなでしたいなぁ。

「婚姻届に判を捺しただけですが」第6話ストーリー

   

百瀬(坂口健太郎)の不毛な恋を目の当たりにし、明葉(清野菜名)は自分の入り込む隙間なんてこれっぽっちもないことを思い知る。それでも百瀬と一緒にいたい明葉は、偽装夫婦という関係を死守せねばと意気込んでいた。
そんな中、母の葉子(杉本彩)と父の丈治(ルー大柴)が突然家にやって来て大慌て! 両親の登場で、明葉と百瀬を繋いでいた借金問題にも急展開が訪れる。
一方、仕事では明葉が大ファンと公言している作家・丸園ふみ(西尾まり)から本の装丁の依頼が舞い込んできた! チャンス到来と仕事に打ち込む明葉だが、なぜか雑念が増えていくばかり。仕事が上手くいっているとは言い難い状況で…。
さらに、明葉が先輩の深雪(中川翔子)から頼まれた合コンがキッカケとなり、唯斗(高杉真宙)が百瀬になぜか宣戦布告!? やがて、百瀬は“友達”という言葉では片付けられないような行動に出てしまい…!

(文:ぐみ)


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