一度聴いたら忘れられない、セリフ付きの18曲:アイドル・バンド・宴会ソングなどなど
比較的いろいろなジャンルの音楽を聴いてきたほうだと思うが、ハマる曲の要素のひとつに「セリフありの曲」がある。一度聴いたら心に残ってしまう楽曲たちを、カテゴリ別にご紹介する。
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真剣な表情にハッとする、セリフ入りアイドルソング
1.なにわ男子「初心LOVE(うぶらぶ)」
2021年11月12日にデビューしたばかりのなにわ男子のデビューシングル。メンバーの道枝駿佑がW主演するドラマ「消えた初恋」の主題歌にもなっている。初めての恋の喜びを歌ったこの曲、「君の笑顔ひとつで僕の鼓動ざわめくんだ そうさ」の歌詞が終わった途端に、突然無音になって道枝くんの「ねぇ 今もだよ」というセリフが入る。ここだけ無音になって、少しはにかんで言う道枝くん、かっこいいしかわいい。
映画監督の酒井麻衣がディレクターを担当したMVは、セットといいカラーリングといいめちゃくちゃかわいくて、初恋のキラキラしたところを煮詰めて閉じ込めたよう。今まさに初恋ど真ん中な人も、初恋っていつだったけ? と言う方も、この曲でキュンキュンしてほしい。
2.Snow Man「君の彼氏になりたい。」
昨年発売された2ndシングル「KISSIN’ MY LIPS / Stories」のカップリング曲は、好きな女の子と家で2人きりになる関係であるものの、告白できない……という悩ましい男子の心情を歌った曲。セリフはこう言えたらいいなあ、という主人公の願望が込められている。目黒蓮の「大好き」佐久間大介の「チューして」渡辺翔太の「帰さない」と、ファンにはたまらんセリフが3つも入っている。
さらに、ライブでは回によってアレンジされることも。「チューして」が「チューしよう」になったり、「帰さない」が「帰れ」になったり。「帰れ」って、と思うかもしれないが、渡辺翔太のキャラ的に「帰れ」のほうが合ってる! とファンの間で話題になった。
3.Snow Man「僕の彼女になってよ。」
2021年12月1日に発売される曲のカップリングで、「君の彼氏になりたい。」の続きを歌った曲。楽曲といいLip Sync Videoといい、いやこれカップリングの完成度じゃないやろというクオリティなのだが、特にLip Sync Videoでメンバーが見せる色気が半端ない。バラエティーなどでは自ら三枚目の役割を買って出がちな深澤辰哉がセリフ「君の彼氏になりたい。」を担当しているのだが、かっこよすぎて好きになってしまうかもしれないので、気をつけて見てほしい。この映像には入っていない2番にもセリフがあるそうで、誰が担当するのかが本当に楽しみだ。
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4.モーニング娘。'21「Teenage Solution」
2021年12月8日に発売されるモーニング娘。'21のシングル。佐藤優樹の卒業シングルでもあるが、タイトルにもある通り10代のメンバーにもスポットを当てているこの曲。いちばん若い15期メンバー3人が、それぞれ違う女の子を想定して話す、同じセリフがある。
「こんな笑顔で良ければあげる。
寂しいとか思わないし、退屈にも思わない
ただ無性にイラつく時があるの
自分に」
10代の葛藤を歌っているこの曲、セリフもそれぞれの状況が伝わってきて、一部狂気すら感じる。いちばん最近入ってきたメンバーではあるが、こんなに表現力を身につけていたのだといい意味で驚いた。
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5.欅坂46 「不協和音」
セリフの衝撃といえば、やはりこの曲だろう。不協和音、カラオケで歌詞を見るたびに女性アイドルの曲とは思えない渋い言葉選びだな~と思ってしまう。「僕は嫌だ」というセリフが3か所入っており、平手友梨奈→長濱ねる→平手友梨奈という担当順だ。やはり平手友梨奈さん、規格外にすごいな……。
6.シブがき隊「スシ食いねェ!」(1986)
※本人映像の公式動画はないため、後輩Travis Japanの公式ダンスチャンネルの動画です
かなり昔の曲だが、インパクトがありすぎて曲の存在を知っている人は多いのではないだろうか。「ヘイ、ラッシャイ」「ここの寿司屋は日本一」というセリフが入っている。今改めて見てもなぜこの曲をジャニーズの若手グループに歌わせたのかが意味不明で面白い。
7.アンジュルム「次々続々」(2016)
アンジュルムのめちゃくちゃかっこいい楽曲で、発売から5年経った今でもライブの定番曲になっている「次々続々」。
この曲はラップもかっこいいのだが、ラップ終わりのセリフがキマってるのもまた魅力的なのだ。
1番の「ほんとは誰だっていつだって不安だよ」は最近「あざとくて何が悪いの?」や「ヒルナンデス」などバラエティーやCMでも活躍する上國料萌衣(かみこくりょうもえ)。2番の「ほんとの気持ちはいつだってひとつしかない」は現在卒業し、女優・歌手として活動する室田瑞希。どちらも目の前の人生に立ち向かう人の背中を押す一言だ。
8.モーニング娘。 「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~ 」
もはや懐かしの黄金期、ミスムンのセリフ曲。宝塚を意識した衣装や楽曲構成で、間奏のよっすぃ~の長ゼリフは今も印象深い。
「OH!心が痛むというのかい?
う~ん、BABYそれは恋…恋煩(わずら)いさ。
きっと、僕と出会ったから…君は恋をしたんだね。
さあ、もう大丈夫、僕はここにいるよ、
おいで、踊ろう!」
このポジション、ライブでは今もモーニング娘。のボーイッシュな子やかっこいい子がもらっていて、歴史を感じる曲でもある。
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