映画『99.9』、ドラマからのファン必見「7つ」の理由
理由6:笑えないギャグ
深山が繰り出すお寒いギャグは今回も健在だ。ネタバレしない程度にいくつか紹介しようとしたが、こんな極寒の年の瀬にスマホやPCを通して、みなさまをより寒くするなど申し訳がない。
劇場には防寒をして挑むことを進める。本当にしょうもないギャグが連発される。
※言うまでもないがこれは全て褒め言葉である。
書いていて寒くなってきたので、この理由についてはこれ以上何も語らない。思い出したくもない。
※繰り返すがこれは全て褒め言葉である。
理由7:ファンでも初見でも楽しめる親切設計
映画を鑑賞するに際して「家族や友人・恋人と楽しめるか否か」は一つ気になる点であると思う。
特に、『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は、ドラマの映画化であるため「私、ドラマ見ていないんだよね」と言われた際に押し切るか悩む方もいるだろう。
しかし、そこは心配ご無用。ドラマから地続きのキャラクターたちではあるが、事件は本作完結型である。よって物語も本筋で混乱をきたしたり、理解に支障が出たりはしない。
それでありながら、ドラマファンは地続きの人間関係をプラスで楽しめる。文字通り「親切設計」の映画となっているので、安心して映画館へ足を運んで頂きたい。
ただし、初見の友人に「あのギャグ、何?」と言われた時の回答くらいは用意していくことを勧める。
※繰り返すがこれは褒め言葉である。
このように『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は、ドラマからのファン必見の映画となっている。
ドラマの良さに杉咲花が演じる新米弁護士・河野穂乃果というぶっ飛んだキャラクターなどが新しいスパイスとなっているのも心地良い。
また少し閉塞感の出てきた社会情勢ではあるが、『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』で心に爽快な風を吹かせる年末年始とすることを是非ともオススメする。
(文:柳下修平)
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