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2022年01月18日

「ワカコ酒 Season6」第2話レビュー<お店情報あり>:いろんな顔を持つ中華に夢中〜たっぷりの油に私も溺れたい〜(※ストーリーネタバレあり)

「ワカコ酒 Season6」第2話レビュー<お店情報あり>:いろんな顔を持つ中華に夢中〜たっぷりの油に私も溺れたい〜(※ストーリーネタバレあり)


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武田梨奈主演のドラマ「ワカコ酒 Season6」が2022年1月10日深夜、放送スタートした。

累計270 万部(紙・電子合計/既刊17巻)を超える新久千映の「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)を原作とする本作は、「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(26歳)が様々な酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能していくストーリー。 season1からワカコ役をつとめるのは武田梨奈。さらに、野添義弘、鎌苅健太、山田キヌヲ、渡部瑞貴らおなじみメンバーが脇を固める。

本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。


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「ワカコ酒 Season6」第2話レビュー

休日。
通りかかったお店のショーウィンドーに飾られていたワンピースに目を引かれるものの、その場を後にするワカコ。

「やっぱり買えばよかったかな〜」なんて思いながら、中華料理屋さんに見えない中華料理屋さん・REIを通り過ぎては引き返す。ここは迷わず入店。さすがワカコ。

台湾ピータン生ビール、そしてお店イチオシのエビマヨを注文。
エビマヨは、マヨネーズ、生クリーム、コンデンスミルク、隠し味にドライ・ジンが入った、まろやかな大人味のエビマヨとのこと。
え、もう飯テロはじまってます?食べなくてもわかる、絶対においしい。



ピータンとはアヒルの卵を発酵させた、中国定番のおつまみ。
正直、私、ピータンがあまり得意ではないと言うか、食べず嫌いなんです。どうしても見た目が…おんなじ風に思っている方、多いんじゃないかな……。
とは言いつつも、さっぱりとしたタレにガリを合わせたピータン、こうやって見てると食べたくなるから酒の力ってばすごい。いや、ワカコパワーかな?



待ってました、大人のエビマヨ!
軽い衣を纏ったエビに、トロ~リとした白いソースでドレスアップ。口いっぱいに頬張ったところに流し込むビール。



……こんなの、おいしくないわけがない!!!


別の日。
あのワンピースのことをどうしても忘れられなかったワカコ。試着し、店員さんに「ちょっとしたパーティーなんかにいかがですか?」なんて声をかけられるものの、ちょっと考えますとまたもやその場を後にする。

「なかなか思い切ったことができない人間なのよね…」とモヤモヤしながら通りかかったのは、いかにも町中華な佇まい・兆徳



こういう町中華、大好きなんですよね…みなさんは大人中華と町中華、どちらがお好きですか?私は迷わず町中華派です。


ワカコが頼んだのは、氷入りの紹興酒。お冷が注がれるようなコップに入った紹興酒、町中華ならでは。



紹興酒って敬遠しがちだけど、独特の甘さがあって、結構いけるんですよね。

紹興酒に夢中になりながらも、なにを食べようか悩むワカコ。中華って料理数が多い上になんでもおいしいから、本当に悩んじゃう。
周りを見渡してみると、なんだかみんな頼んでる!?トマト卵炒めを注文するワカコ。

たっぷりの油に溺れる卵液。一旦取り出して、トマトときくらげを投入。そこにとろふわに仕上がった卵、再び。



卵の適度なふわふわ食感に酸味のあるトマト、コリコリとしたきくらげ。シンプルに塩で味付けされたトマト卵炒めに紹興酒、く〜合う〜!…あ、食べてないのに食べてる気分になってしまった……。

2品目に頼んだのは、揚げ餃子
泳ぐようにして揚がる餃子、見てるだけでお酒が進む進む〜。

ここでびっくり。同時並行で作られているのは…黒酢あん……?
揚げ餃子に黒酢あんとは新しい。一体どんな味わいなんだろう。



しっとりパリパリな揚げ餃子に、さっぱりとした黒酢あんが織りなすハーモニー。そこにぐいっと流し込む紹興酒。最高です!!!

「まさに、中華のコンチェルトや!」

まるで彦摩呂みたいになってしまったワカコ。だが、こうなってしまうのも無理はない。



レパートリーの多い中華料理だけど、定番じゃない料理でも信頼のおいしさがあるからこそ思い切ってチャレンジできる!
そこで思い出す、あのワンピースの存在。

「お酒やお料理なら即決できるのにな〜。」
わかるわかる。なのに、月や年で換算すると、お洋服やコスメと同じくらいお酒に費やしてるんだよ、酒飲みは。

「日々、後悔しないように生きなきゃね。」
明日、ワンピースを買いに行くことを決意するワカコ。ワンピースを着て、ちょっといいお店で「ぷしゅー」してほしい。


今回、お酒や料理が喉を通る瞬間が4回リピートされるという飯テロアングルならぬ飯テロサウンドが組み込まれていて、深夜に悶え死ぬかと思いました……。
あと、ワカコ酒にはちょこちょこ本物の店主さんや店員さんが登場してますが、REIの丁寧な対応が印象的な店員さんも兆徳の気さくでかわいすぎる店主さんも最高だった…はぁ、ますます行ってみたくなっちゃうのですよ。

それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。

お店紹介

【一軒目】
REI
東京都渋谷区元代々木町10−8 関ビル
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。

<本日のワカコ酒>
・生ビール
・台湾ピータン
・エビマヨ

【二軒目】
兆徳
東京都文京区向丘1丁目10−5
https://choutoku.net/

<本日のワカコ酒>
・紹興酒
・トマト卵炒め
・揚げ餃子



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(文:桐本絵梨花)


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(C)2022「ワカコ酒6」製作委員会

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