映画コラム
『君が落とした青空』は福本莉子の成長を実感できる映画だった <cinemas short>
『君が落とした青空』は福本莉子の成長を実感できる映画だった <cinemas short>
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「cinemas short」は、話題の映画やドラマを短く簡潔に紹介する特設コーナー。
今回紹介する映画は『君が落とした青空』。
付き合いはじめて2年が経つ高校3年生の実結(福本莉子)と修弥(松田元太)。「毎月1日は何があっても一緒に映画を観に行く」という約束をした2人は、その日もデートへ向かうが、修弥は突然どこかへ行ってしまう。実結は、何かを隠しているような彼の態度に不安を感じていた。
気まずい空気が残るなか、もう一度話したいと連絡してきた修弥に会うため、待ち合わせ場所に向かう実結。しかしそこで、修弥は実結を庇って交通事故に遭ってしまう。実結は突然の出来事にパニックになるが、目が覚めると自分の部屋のベッドで朝を迎えていた……。時間が経つにつれ、自分がタイムリープをしていることに気付く実結。何度も未来を変えようとひとり奔走するなか、実結は彼が隠していたある秘密を知る……。
『君が落とした青空』は福本莉子の成長を実感できる映画
どういう気持ちで鑑賞したか
若手女優とジャニーズの若手俳優の組み合わせの恋愛劇なので、いわゆる“キラキラ映画”だろうと思っていましたが、そういったジャンルは嫌いではないので、楽しみでした。
実際鑑賞してみてどうだったか
タイムパラレルを取り込んだ一種のSF映画でもあり、その点が意外と新鮮でした。
『思い、思われ、ふり、ふられ』の時は初々しさを感じた福本莉子ですが、今作ではメインを1人で担当して見事に作品を支えています。
その中でも何が良かったか、推せるか
福本莉子とTravis Japanの松田元太の組み合わせはいい相乗効果を生んでいると思います。共にこれからの作品も楽しみです。
板垣瑞生の“芸達者ぶり”にも感心しました。
どういう人にオススメか
メインキャストのファンはもちろん、『時をかける少女』などのSF要素のある恋愛&ジュブナイルものが好きな方にオススメです。
(文:村松健太郎)
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公開に関する情報
『君が落とした青空』2022年2月18日(金)より公開
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(C)2022映画「君が落とした青空」製作委員会