<解説>『ちょっと思い出しただけ』×「クリープハイプ」の魅力


『ちょっと思い出しただけ』が生まれた瞬間



「ナイトオンザプラネット」が完成すると、尾崎氏は「松居くんとようやく作りたいものができた」と松居監督に曲を送ったそうだ。

「それがすごいグッときた」と松居監督。

そもそも尾崎氏と松居監督は旧知の仲であり、これまで「オレンジ」(12)や「鬼」(16)など、クリープハイプの代表作のミュージックビデオの監督を松居監督が務めてきた。

クリープハイプのベーシスト・長谷川カオナシは「(尾崎氏が松居監督を)メンバーよりも信頼している部分はあると思う」と話している。しかし2人は、この5年間一緒に仕事をすることはなかった。そのため、松居監督は尾崎氏から曲が送られてきたことに対して「意味や物語を感じた」そう。

その後松居監督は「ナイトオンザプラネット」をもとに、1年かけて脚本を書き上げた。

『ちょっと思い出しただけ』の始まりである。



無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

(C)2022「ちょっと思いだしただけ」製作委員会

RANKING

SPONSORD

PICK UP!