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2022年03月01日

「ドクターホワイト」第7話レビュー:麻里亜と白夜に恋の風!? CDTのドタバタが和む(※ストーリーネタバレあり)

「ドクターホワイト」第7話レビュー:麻里亜と白夜に恋の風!? CDTのドタバタが和む(※ストーリーネタバレあり)


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浜辺美波が主演するドラマ「ドクターホワイト」が2022年1月17日放映スタートした。

樹林伸の小説を原作とする本作は、浜辺演じる豊富な医療知識を持つ正体不明の女性・雪村白夜が、現役医師の誤診を正していく医療ミステリー。共演は柄本佑、瀧本美織、岡崎紗絵、片桐仁、高橋努、高橋光臣、勝地涼、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)ら。

本記事では、第7話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「ドクターホワイト」第7話レビュー



今回は恋愛回!?
麻里亜(瀧本美織)と白夜(浜辺美波)に恋の予感が……。

元カレの伊勢崎隼人(時任勇気)と偶然、再会した麻里亜。付き合っていた当時は、無職・モラハラ・浮気性という最低な彼氏だったが、今は起業して投資会社のCEOになっていた。おまけに気遣いなど優しい一面も見せられて麻里亜の心は揺らぐ。そして麻里亜が隼人とヨリを戻すのではないかと気が気ではない将貴(柄本佑)。一番そばにいるのに、やはり恋愛対象として見られていないのか……。
おまけに、そんな将貴を見て白夜も動揺。そう、白夜は将貴に想いを寄せているのだ。

麻里亜はともかく、白夜にとっては初恋。
幼い頃から、何もない部屋でただ医療の知識だけを与えられていた。彼女は記憶を失っているのではなく、本当に何も「知らない」のだ。感情を覚えていくたびに、白夜には表情が増えていく。そこに来て芽生えた「恋愛感情」。私たちは白夜がひとりの人間になっていく過程を見ているのだということが改めてわかる。
とは言え、白夜本人は恋愛が分かっていないので、自分が病気だと思っている。ぼんやりとしており、体の異変を訴えて病院を訪れた隼人の病状にも対しても興味を示さず、上の空。

そんな白夜の恋を晴汝(岡崎紗絵)も応援。
CDTの面々では西島(片桐仁)が早々に察する。さすが精神科医! それを夏樹(勝地涼)、仙道(高橋努)、佐久間(高橋文哉)にも共有。白夜の片思いの相手は将貴だと感づいている西島に対し、夏樹たちは佐久間ではないか? と勘違い。恋を応援するが、全く違う方向にがんばることに……。でも、夏樹たちが楽しそうで何よりである。

ある意味、今回は箸休めの回。隼人の診断が確定し、恋模様にひと段落がついたところで、麻里亜の父・巌(石坂浩二)が末期のスキルス胃がんだと明らかにされる。
そして将貴は勇気(毎熊克哉)と接触。白夜を「何もない場所」から連れ出したのは勇気だった。全てを教えるように迫る将貴。しかし勇気は将貴に危険が及ぶからと二の足を踏む。唯一、白夜の正体を知る手がかりとして渡された紙きれに書かれていたのは「Rh null」という文字。希少血液という意味だが、それには一体どのような秘密があるのか。
白夜がいた施設とはなんだったのか、勇気はそこで何をしていたのかも気になる。全ての鍵はやはり勇気が握っているのか。
おまけに、実業家の海江田(石橋凌)も白夜を狙っているようで……。白夜の正体、CDTの行方、事態は混迷を極めていく。


’(文:ふくだりょうこ)


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