【徹底解説】「30までにとうるさくて」に救われた私たち。
周囲に流されず、いつだって自分の気持ちに正直に。
もうね、本当、これに尽きるんです。女性の悩みの種の90%は「周りを気にしすぎる、比較しすぎる」ことだと思う。もちろん、気持ちよく共存していくための配慮は必要。でも、無理に自分の気持ちを押し殺したり、嘘をつく必要なんてない。一度きりの人生、自分らしく生きていこうよ。
「30までにとうるさくて」は、生きづらい女性たちにとっての希望の光となる、そんな作品だった。
知也の心の声、ダダ漏れ。スピンオフ「結婚してとうるさくて」
「30までにとうるさくて」が終わってしまった……と、心にポッカリ穴が空いている方も多いはず。
いいえ、まだ終わっていません。スピンオフ「結婚してとうるさくて」を観てこそ完結なのです。
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このスピンオフは、遥、いや、あらゆる女の元凶となった知也(栁俊太郎)目線で描かれた物語。
これを観ればいかに知也がクズ野郎なのかがわかると共に、振り回されているようでいて実は振り回している女性の力強さにも圧倒される。
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1話に登場するお相手は、元欅坂46の今泉佑唯演じる料理上手で家庭的な女・西野まりえ。
いかにも男ウケ、といった感じのまりえが仕掛ける結婚アタック、非常に見ものである。
また、これはずーみんが演じることに意味があるのでは?と変に勘ぐってしまったのは内緒。しかし、本作品同様、ずーみんには幸せになってほしい。
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2話に登場するお相手は、山本千尋演じる弁護士として働きながらインフルエンサー業もこなすバリキャリ女子・白石梨沙子。
まりえとは180°異なるタイプ。論破王の知也が太刀打ちできなくなるほどの聡明さは非常に爽快だ。
知也みたいな男って、女に困ることはないからと余裕をこいて30代半ばで盛大にこじらせるタイプ。そして気づいたときにはもう遅い、いい女はみーんな結婚してる。知也にもそういう未来が待ってるんだろうな……アーメン。
恋愛リアリティーショーでも、ファンタジーでもないドラマを待ってた。
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「30までにとうるさくて」を企画・プロデュースした藤野良太氏は「20代女性の心に届くドラマをつくろう」と思ったことから制作に至ったと語っている。
もしお会いできる機会があれば、「グサグサ刺さりすぎて窒息死するかと思いました。そして、救われました。(30歳・女性・東京)」とお伝えしたい。
(文:桐本絵梨花)
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