2022年03月24日

<独占>「私が獣になった夜」本田響矢インタビュー「好きな人の2番目でもいい、なんて言えない」

<独占>「私が獣になった夜」本田響矢インタビュー「好きな人の2番目でもいい、なんて言えない」


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リアルな男女関係と複雑な女性の心を描いたABEMAオリジナルドラマシリーズ最新作「私が獣になった夜~好きになっちゃいけない~」が3月24日(木)より配信スタート。

「女だって、本能のまま求めたい夜がある」をテーマに、今回は「絶対に好きになってはいけない」禁断の男女の関係を4部作のオムニバス形式で描いていく。cinemas PLUSでは、女性たちが「絶対に好きになってはいけない相手」を演じた男性キャストにインタビューを実施。

第1話『大人になった男との夜、逃げられない私』に登場するのは本田響矢。

夫との結婚生活がうまくいっていないヒロイン。そんな彼女に想いを寄せていた元バイト先の後輩役を演じている。彼女が結婚してからずっと片想いを続け、ようやく機会が巡ってきた再会の日に、ヒロインの心を揺さぶるという役どころだ。 

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指輪をしているのを見て「良くない気持ち」になった


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――かわいい後輩から大人の男性へと変貌し、ヒロインに「2番目でもいいから、好きになってほしい」と禁断の恋に誘う……という役でしたが、演じてみていかがでしたか?

本田:濃厚なラブシーンが初めてだったので、正直現場に入るまでは不安半分、半分はすごく楽しみでした。

僕が演じるワタルは3年間、片想いの女性に連絡していることから、相手に対してこだわっている部分があったと思うんですけど、そういうのも含めて「ワタルは3年の間にいろいろあったんだろうなあ」と考えながら、役を作っていました。

――具体的に役作りでしたことはありますか?

 本田:撮影が年末年始だったんですけど、お正月ってお餅食べたいじゃないですか。あと、地元が福井県なのでラーメンとかも、いろいろ食べたいものはあったんですけど、我慢しました(笑)。それがちょっと辛かったです。


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 ――確かに、年末年始はおいしいものをたくさん食べたいですもんね。気持ちの面ではいかがですか?

 本田:ワタルって、最初は純粋に相手のことが好きだったんですよね。3年経っても連絡していて、でも返事は来ないから、そこまで期待はしてなかったと思うんです。でその期待していなかった返信が来たから、「だったら会ってごはんしたいな」みたいな。

でも、会って、指輪をしているのを見て改めて「結婚しているんだな」と実感して、そこで気持ちが変わりましたね。

――演じていて本田さん自身も気持ちが変わった?

本田:そうですね。もちろん、その先のストーリーは台本を読んで知っているんですけど、指輪をしているのを見て、なんというか……実際に演じていても良くない気持ちはありましたね。


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――現場ではいかがでしたか? 苦労した点などはありましたか。

本田:ラブシーンを撮る前日までは緊張していたんですが、当日は緊張していなかったんです。

強いていうなら、キスをしてから首を辿って体のラインに沿って布団にもぐっていくシーンがあったんですけど、そこは「顔を映したいからカメラを意識してほしい」って言われたところは難しかったですね。 

2番目だったら、好きじゃない


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――作中では、ワタルは3年間の片想いをしていたわけですが、本田さんは似たような経験はありますか?

 本田:昔、半年くらい片想いをしていたことはあります。

相手があんまり自分に好意がないと分かったら、自分も好きにならないタイプなんですけど、そのときは最初、お互い好き、みたいな感じだったんですね。でも、付き合う前に相手の気持ちが変わっちゃったみたいで。そこからずっと片想いをしていました。相手に好きな人ができて諦めましたけど。

――こういう恋愛がしたいな、という理想はありますか?

本田:そうですね。自分の趣味や好きなものを共有できるのは素敵だなって思います。

僕は服がすごく好きなんですけど、そういうのを一緒に楽しめる関係がいいですね。

――作中では「2番目でもいい」というセリフもありました。ご自身だったらいかがでしょう?

本田:僕は2番目でもいいとは思わないですね。2番目だったら好きじゃないので。

友達がああいう立場でも「やめておいたほうがいい」ってアドバイスしますね。「絶対に幸せになれないから」って。

今後はギャップのある役もやってみたい


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――最初は子ども扱いだったのが、大人の男性になってヒロインをドキリとさせる場面もありました。本田さんが「大人になったな」という瞬間はこれまでにありましたか?

本田:お仕事でいうと、最初はお芝居というものが、自分が役者としてお芝居して作る、頑張る、みたいな感情が強く前に出てただけだったんです。でも根本的にその作品に対する考え方が変わった瞬間があって。その時は成長したな、と思いました。

――何かきっかけがあったんですか?

本田:きっかけというよりは、昨年、作品に携わらせていただくことが多かったので、その中で、自分1人じゃなくてみんなで作ってるんだな、って。もちろんずっとわかってはいたんですけど、そこまで注目してなかったんですよね。でも、お互いがちゃんと意識し合って、みんなで作ってる、ひとつのチームとしていい作品にしようという気持ちになったときに、自分の中でお芝居も含めて変わったなって感じてます。


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――今回、ラブシーンなど初挑戦も多い役どころでしたが、今後やってみたいお仕事や、役はありますか?

本田:もちろん、いろいろやってみたいですけど。ちょっとぶっ飛んでるやつをやりたいですね。サイコパスみたいな。例えば殺人鬼とか普通の人間ならやらないでしょっていうことを平気でやる役とか、挑戦してみたいですね。

――プライベートでは挑戦してみたいことありますか?

本田:うーん、スノボかな。雪国出身なのに、スキーもスノボも1回もしたことないんです。毎年友達は行ったりしてたんですけど、自分だけタイミングがなかったので、今年こそは行きたいなと思ってます。


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――最後に、作品を観てくださる方にメッセージをお願いします。 

本田:今回オムニバス形式になっていて、それぞれに好きになっちゃいけない理由があって、それぞれのいけない夜があると思うので、自分と近しい作品があったら共感していただけたら嬉しいですね。

個人的なところで言うと、さっきも言ったように自分が指輪を目にしたあとのシーンを見てほしいです。あとラブシーンも見てください!


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(撮影=渡会春加/取材・文=ふくだりょうこ)

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