2022年04月15日

『味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ~の?』仲本愛美×中川大輔×喜多乃愛インタビュー|幅広い年代が楽しめる、今までにないテイストの作品になった

『味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ~の?』仲本愛美×中川大輔×喜多乃愛インタビュー|幅広い年代が楽しめる、今までにないテイストの作品になった


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“イタコ×サブカル女子”の青春コメディで内容も異色ずくめの映画『味噌ラーメン牛乳ラーメンってめぇ~の?』が2022年4月15日に公開される。

サブカルに傾倒する女子高生、二本柳うつつを演じるのは、AbemaTVの人気恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」に出演し、ティーン世代に人気の仲本愛美。日々の生活に悩み葛藤するうつつが、ひょんなことから狐の霊に取り憑かれ、ドタバタ劇を繰り広げる。そのうつつが想いを寄せる蝶野春役を演じたのは、モデル・俳優としても注目を集めている中川大輔。うつつの親友、菊池葉月役は女優だけではなく、リポーターとしても活躍中の喜多乃愛が演じた。

今回は主演の仲本愛美、中川大輔、喜多乃愛に公開直前の想い、作品にまつわる質問に答えてもらった。撮影中も仲の良さを見せてくれて、非常にほのぼのとした現場であった—。

「仲本さんの座長感がすごかった」(喜多) 



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——公開がだいぶ伸びてしまったと伺っています。ようやく4月15日に公開されますが、まずは今のお気持ちを聞かせてください。


仲本愛美(以下、仲本):去年公開予定でしたが、コロナ禍ということで公開が伸びてしまいました。心配していましたが、無事に公開されることになり本当に感慨深いです。また、映画に出演すること、そして主演と初めてのことばかりでワクワク、ドキドキしています。

中川大輔(以下、中川):撮影中はかなりドタバタでしたが、楽しい現場でした。こうして完成し、これからお客様に観ていただけるので嬉しいです。

喜多乃愛(以下、喜多):そうですね、共演者さん、スタッフさん、全員で協力し、まさに「チーム力」で完成した作品のように感じています。また、撮影中から頑張っている方たちを間近で見てきたので、作品への愛情も深まっています。



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——仲本さんはセリフも多く、そしていろんな表情を見せてくれました。うつつを演じる上で一番難しかったことはどんな点ですか?

仲本:感情の起伏が激しい役でしたが撮影が進むにつれて、徐々にそのキャラを理解できるようになりました。とはいえ、うつつが落ち込むシーンは難しかったですね。うつつだったらこうするだろうな、という私の中でイメージはあるものの、周囲から見たイメージと違うことがあったので、そのすり合わせが難しかったです。

——監督からはその都度アドバイスがあったのですね。

仲本:はい。たとえば、「悲しむ」、「沈む」といった感情を表現するシーンでは「もう少し抑え気味で」とか逆に「もう少し大袈裟に」など、細かく指導をしてもらいました。



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——そんな仲本さんを喜多さんと中川さんはどんな思いで見ていたのでしょうか?

喜多:ずっとそばで見ていましたが、早口なセリフも多かったので大変だったと思います。映画が初めてとは思えなかったですね。また、仲本さんの座長感がすごかったです。仲本さんのお陰で周りの人たちも頑張れたところがあると思います。

仲本:嬉しい……。

中川:僕は、仲本さんが人通りの多いところで「パンツはいていないんです」というセリフを言わないといけないシーンでスイッチをいれて演じている姿をみて感動しました。

仲本:アハハ。あったね(笑)。

「悩み」の解決法はみごとに三者三様!


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——ストーリーの中でうつつを含め、「悩み」を抱えている人がたくさん出てきますよね。仲本さん、中川さん、喜多さんは実際に悩みごとがあるとき、どんなふうにして解決されますか?


仲本:私は理論型なので悩みがあったら書籍からヒントをもらうことが多いです。また、悪いことが起きた場合、自分の中で気持ちを収める理由を作り、「次がんばればいいや!」と深く考えません。物事を悪い風に考えない、悩みを悩みと捉えない、自分のポジティブな思考に助けられています。

喜多:なるほど~。

中川:僕の場合は悩みができたらとにかくご飯をいっぱい食べますね。ステーキとかをガツンと食べると忘れちゃいます。悩みが長時間続かない単純なタイプです(笑)。


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——いいですね、「まずは食べる」って大事ですよね。では、喜多さんはどうですか?

喜多:私は悩みがあると、まずはしっかり考えますね。でも、根本は感覚的に動くところがあるので、頭の中で頑張って結論を出そうとしても、感覚的に違うなと思ったら動けません。要するに自分が腑に落ちるか落ちないか、ということです。結論が出ないときは家の中で感情を大爆発させてしまうこともあります。でも、その山を乗り越えると「なんでもこい!」と、無敵な状態になりますね。


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——作品の中に亡くなった人の言葉を伝えるといわれている「イタコ」が出てきますがもし、イタコにお願いできるとしたら誰と会話をしたいですか?

仲本:実は私、5歳のときに1つ上の姉を亡くしています。姉は生まれたときから会話をすることが難しい状態だったので、会話をしたことがありません。親とケンカをすると「あなたは気が強いけれどお姉ちゃんは違った」と言われるのですが、うちの血筋はみんな気が強いのできっと姉も気が強かったのではないかなと思っています。だから、姉と会話をしてみたいですね。

喜多:私も小学生6年のときに亡くなってしまった祖父と話したいですね。祖父は私の願いを全部叶えてくれる人でした。たとえば、七夕のとき短冊に願いを書くとそれを祖父が毎年、叶えてくれるんです。今もお墓参りに行ったとき、「こういう風になりたい」、「こんなことがしたい」と心の中で伝えると、不思議と叶うことがあります。だから祖父が叶えてくれているのかなって思っています。話せるなら祖父ともう一度話したいです。

仲本:おじいちゃん、すごいねー!

中川:僕は坂本龍馬ですね。


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——なるほど、中川さんは身近な存在ではなく、偉人ですね。坂本龍馬のどんなところが魅力ですか?

中川:皆に好かれながらも大きなことを成し遂げたところがかっこいいなと思います。また、概念にとらわれないところが魅力ですね。話せるなら座右の銘とか聞きたいな…。

喜多:坂本龍馬と話、合いそうだよね!

——いつか坂本龍馬の役を演じることになったらいいですね。

中川:はい、それを目標に頑張ります。

仲本:いいね、楽しみ!

『味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ~の?』は新ジャンルの映画


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——これから作品をご覧になる皆さまにメッセージをお願いします。まずは喜多さんからお願いします。


喜多:そうですね、今回の作品は今まで観たことがないテイストの作品と感じるかもしれません。こういう作品が生まれたのも、個性を尊重する時代になったからなのではと思います。これからの時代にぴったりの作品なので、多くの方に観ていただきたいなと思います。

中川:僕も喜多さんと同じで、今回の作品は台本を読んだときから観たことのない新しいジャンルの映画だと思いました。製作者サイドの好きがぎゅっと詰まった愛の溢れる個性的な作品になっています。この素晴らしさが多くの人に届くといいなと思います。

——最後に仲本さん、お願いします。

仲本:この映画はコメディですが恋愛もあり、最後にジーンと感動するシーンもあります。ニッチなものからサブカルなものまで、皆さんが知っているワードも出てきて十代から大人の方まで幅広い年代の方々に楽しんでいただけると思います。ぜひ劇場に足を運んでいただき、楽しんでいただけると嬉しいです。


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(スタイリスト=RYUSEI MORI(DEXI)/ヘアメイク=小野紗友美/撮影=渡会春加/取材・文=駒子)

<衣装クレジット:仲本愛美=ワンピース(NATSUKI SASAZAWA)、パンプス(MAMIAN)/中川大輔=ジャケット パンツ(ZARA)、その他(スタイリスト私物)/喜多乃愛=ワンピース(Ryusuke Natsubori)、パンプス(CHARLES&KEITH)>

 

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