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劇場版『名探偵コナン』爆発シーンが印象的な作品“5選”



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何とか生き延びられるか、それともここで死んでしまうのか。
犯人に仕掛けられた爆弾と、その周りで起こるストーリーに毎年どきどきさせられてしまう。

劇場版コナンの魅力は語り出せば数えきれないけれど、その1つは確実に爆発シーンに違いない。
『ハロウィンの花嫁』を観たら、過去のコナン映画での爆弾にまつわるシーンもあれこれ一気に思い出してしまった。

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『ハロウィンの花嫁』警察学校組の信頼関係がたまらない



爆弾事件は、新たな爆弾事件を呼んでくるらしい。
爆弾処理中に殉職した萩原研二の命日の前日、時間を合わせてお墓参りに訪れる警察学校時代の同期4人、降谷零(安室透)・松田陣平・諸伏景光・伊達航。まさか、その帰り道に爆弾事件と遭遇するなんて。

萩原を失った悲しみや、未だ捕まっていない犯人への怒りが思い起こされたばかりなので、事件解決へのモチベーションは最大限に高まっている状態だ。

手分けをして身体能力が高すぎる犯人を確保すべく追跡しつつ、同時に仕掛けられた爆弾の解体を進めていく。その分担のスムーズさも、適材適所を瞬時に見極める判断力も、お互いを分かりあっている警察学校組だからこそ。



犯人を逃がさない一心で、最低限の声掛けのみでメンバーの力を借りて隣のビルへ飛び移ろうと全速力で突っ込んでいく降谷さん。

爆発まで残り3分となったタイミングでみんなを逃がしつつ一人残って解体作業を続け、亡くなった萩原さんの思い出でピンチを切り抜ける松田刑事。どちらも尊すぎてたまらない。

『純黒の悪夢』「警察学校時代の友人の技術は完璧だった」という証明


(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

警察学校組のメンバーは1名を残して全員事件・事故で亡くなってしまう。
最後の1人として彼らの思いを胸に、悪と戦い続けるのが降谷零(安室透)だ。

『純黒の悪夢』では、観覧車に仕掛けられた爆弾を、安室さんが解体する。
「観覧車」で「爆弾の解体」なんて、前述した『ハロウィンの花嫁』のシーンの翌日に殉職した松田刑事をどうしたって思い出してしまう。


(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

爆弾を一目見て、よくあるタイプのものだと判別できるだけの知識をもつ安室さんは、「解除方法は分かるよ。警察学校時代の友人にいろいろ教えられたんだ」と、迷いなく作業に取り掛かる。

いつ爆発するかも分からない状態で「焦りこそ最大のトラップ」という松田刑事の言葉を思い出しながら、着々と作業を進めていく。

その根底にあるのは「あいつの技術は完璧だった。それを僕が証明してみせる」という思いだ。松田刑事が爆死したのは、技術不足なんかじゃなく、多くの人の命を救うためだったことは事件の関係者ならみんな理解している。それでも、あえてこの場面でそれを証明したいと考える安室さんの言葉に、松田刑事の死に対しての思いがうかがえる。

安室さんの回想として最初に出てくる松田刑事が、サングラス姿であくびをしている「普段の松田」なことに個人的にはグッとくる。

『時計じかけの摩天楼』この3分間を永遠にしたくなる


(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS

「お前のために3分間作ってやった。じっくり味わえ」と言われ、爆弾まで残り3分の表示された爆弾とともに誕生日を迎えた新一。

解体作業を進めるのは、爆弾のある部屋に閉じ込められた蘭。ドアの向こうからコナンの姿の新一が解体の手助けし、残りのコードはあと2本。赤と青、判断を間違えれば死んでしまう。さあどうする……。


(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS

「好きな色を切れ」「心配すんな。おめーが切り終わるまでずっとここにいてやっからよ」とドア越しに伝える。そのあとに続く「死ぬときは一緒だぜ」は、口には出さない心の声となのが、また良き。

悩んだ末、蘭は青いコードを切断する。その判断で無事爆発を免れられるのだけれど、選んだ理由が乙女すぎて最高なのよ。愛の力って、すごい。

『天国へのカウントダウン』は小1女子の心臓の鼓動



乙女度合いでは、小1女子だって負けていない。『天国へのカウントダウン』では、歩美の愛が仲間を救う。

爆弾とともにビルの高層階に閉じ込められた少年探偵団。脱出するには、展示してある車に乗りこみ、爆風を利用して飛ぶしかない。車を発進させるタイミングを間違えれば死んでしまう。そのためには、30秒ぴったり数えなければならないのだが……・

「コナン君がそばにいてくれたらわたし、できると思う!」と言った歩美は、映画の前半でも時計を見ずに30秒をぴたりと当てるゲームに成功している。

歩美のカウントで無事に全員脱出。着地後、メンバーからの感謝の言葉に「まぐれだよー」と笑う彼女は、コナンの元に駆け寄り内緒話のように言うのだ。

「ホントはね、コナン君のおかげなんだ。コナン君がそばにいるとドキドキして、心臓の鼓動で時間が分かるんだよ」

えー!! 何その理由、きゅんとしてしまう!

ちなみに30秒のカウント中、コナンは歩美の手をぎゅっと握る。失敗できないプレッシャーに負けないようにと励ます意図だったのだが、歩美は頬を赤く染めて思いっきり女子の顔をする。

筆者なら不意打ちに好きな男子にそんなことされたら絶対に心拍数上がっちゃうので、そんな中でも正確にカウントダウンした歩美はすごすぎる。

『から紅の恋歌』「動いたら殺すで」って反語、最高すぎちゃう?


(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

同時に思い出すのは、『から紅の恋歌』での脱出シーン。崖の上にある建物が壊れていくので、その場にいたら落下して死んでしまう。何とか脱出しなければ。
そこで『天国へのカウントダウン』と同じように、爆風に乗って脱出を試みるのが平次と和葉だ。平次のバイクに2人乗りし、後ろの和葉に言う。

「その手ぇ離したら……殺すで」

画面いっぱいのアップになる平次の横顔。この表情は、恋してしまう。


(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

平次は、和葉が別な事件でピンチになったときにも、手を離したら死んでしまうという場面で「動いたら…殺すぞ…」と言う。物騒な言葉ではあるが、平次の「殺す」は、映画の予告映像に入っている「お前だけは死んでも守ったる!」を意味する反語だ。

このままだと死んでしまうという場面でのこの言葉選びは、ずるすぎる。

なぜ、爆発シーンのキャラクターたちにグッときてしまうのか



劇場版『名探偵コナン』で多数出てくる爆発シーンがこんなに印象に残るのは、命には限りがあることを実感させられるからかもしれない。

大切なことほど先延ばしにしてしまいがちだけれど、死を強く意識すると、その人の大切にしているものや価値観が明白になる。

武士のようにいつ何が起こっても受け入れる覚悟を決めつつ、爆弾を目の前に果敢に立ち向かう姿はコナンのキャラクターたちの大きな魅力だ。

最新作『ハロウィンの花嫁』中で、佐藤刑事が殉死した松田刑事を何年たっても忘れられずにいるエピソードが登場する。死を前にした場面で自分が犠牲になって多くの人を救うと決めた覚悟や行動が忘れられないなんて、当たり前といえば当たり前だ。


それにしても……映画を少し振り返るだけで、忘れられない爆弾事件がこんなにもたくさん起こっていたなんて。

「やっぱ普通じゃねーな、この街」と言っていた松田刑事に、完全に同意である。

(文:荒川ゆうこ)

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