Snow Manの最年長・深澤辰哉が、2022年5月5日に30歳の誕生日を迎えた。トーク力から公式YouTubeではMCを務めることが多く、バラエティでも活躍している一方で、知れば知るほどじわじわわかっていくかっこよさから“リアコ枠”とも言われている。

本記事では、彼のさまざまな魅力をお伝えしたい。

※リアコ：「リアルに恋してしまう」の略

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トーク力・いじられ力

メンバーの中でも話すのが上手く、公式YouTubeや「少年俱楽部プレミアム」内のコーナーなどで進行役を務めることが多い彼は、メンバーの話を拾ったりまとめたりする能力に長けている。

数年前のYouTubeでラウールくんに「（息を）吸って、吸って、吸って……」と言う佐久間くんに食い気味に「吐かせてやれよ！」とツッコむなど、ボケているメンバーへの的確なツッコミも秀逸だ。グループ全体をいつも見ているからできることでもある。

バラエティではTBS系「櫻井・有吉 THE夜会」に準会員として出演しているほか、最近では4月よりフジテレビ系「ノンストップ！」の木曜隔週レギュラーが決定し、より活動の幅を広げている。

昨年2021年に「バナナサンド」で「カメラに抜かれない」と打ち明け、バナナマン日村に「あえて棒立ちしたらどうか」とアドバイスされ、以降いくつかの歌番組で本当に棒立ちしていたのも印象的だった。いい感じに「いじりやすい」のも彼の強みかもしれない。

だが棒立ちに関しては、本当にやるんだという面白さもあった反面、「歌って踊る深澤くん魅力的なのにな！」という残念さも少ながらずあった。次の項目では彼のパフォーマンスの魅力にせまりたい。

キラーフレーズいっぱいの甘い歌声

深澤くんの歌声は優しくて甘くてかっこよく、「今のパート誰？」と気になるような印象的で耳に残るソロパートが多い。最近だと、TikTokで人気となった「ブラザービート」の「イーアルサンスー」の部分も深澤くんのパートだ。

昨年NHK「シブヤノオト」のファン投票企画で1位になった「Party! Party! Party!」の「僕が欲しけりゃ見せなよ本気Do it right now」、彼らの初のオリジナル曲「ZIG ZAG LOVE」の「ボクの心を燃やして」、デビュー曲D.D.の「気がつけなきゃ次はないね」など、挙げきれないほどある。

今後の曲で彼がどんな歌詞を歌うのか、いつも楽しみだ。

■公式動画から引用する、深澤辰哉のキラーパート集

Party! Party! Party!「僕が欲しけりゃ～」その2 その3 その4
（※3の衣装がとてもいい）
ZIG ZAG LOVE「ボクの心を燃やして」
VI Guys Snow Man「飛ばせDon't stop 響けMusic」その2
D.D.「You know理想とReal？ Strong will never get ill 気がつけなきゃ次はないね」
Crazy F-R-E-S-H Beat「Check Checkさせてよ　Shake Shake踊りな」
EVOLUTION「全てを追い越して未来（あす）をUp date」
僕の彼女になってよ。「君の彼氏になりたい」

クセのない、基本に忠実なダンス

個性的でクセのあるダンスのメンバーが多いSnow Manの中で、深澤くんのダンスは比較的クセが少ない。

基礎があるからこそできるサラッと美しい踊りは目立ちはしないかもしれないが、Snow Manのダンス全体のバランスを取ってつなぐ役割も果たしていると思う。

例えば、「Black Gold」のDance Practiceはサビで深澤くんがセンターなのだが（黄色いスニーカー）、自由に動く前列メンバーから少し下がったところでバランスを取っている。



ちなみにふざけ倒したバージョンのダンスはこちら.

[Dance Practice] Snow Man「君の彼氏になりたい。」

自然な演技

#滝沢歌舞伎ZERO2020
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「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」
DVD/Blu-ray リリースまであと7日...?

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣#深澤辰哉 #お丸

（©2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会） pic.twitter.com/WfQmkj1298

— Snow Man / MENT RECORDING (@SN__20200122) March 31, 2021

もっと外部からも注目されたらいいなと思っているのが演技力だ。長年出演している舞台（2020年は映画）「滝沢歌舞伎」では「お丸」という団子屋の女性を演じているが、わざとらしくない自然な演技でもはや「深澤辰哉が演じている」というよりは「もともとお丸だった」ように見える。

今年公開された実写映画『おそ松さん』では、自身とは性格が真逆だという一松を演じている。一松のジトっとした感じがとても出ていて、アニメにはあった猫要素がなくても十分に一松に見えた。

彼に演技の仕事が多くないが不思議なくらいだ。もったいないので、これからは演技のお仕事ももっと増えてほしい。

気づくとどんどんハマってしまう“リアコ沼”

深澤くんはグループが気になった人がまず辿り着くであろう公式YouTubeでは進行したり三枚目キャラだったりで、第一印象では「かっこいい！」と思われづらいかもしれない。

だがしばらく見ているとかっこいいところが多く、ひとたび気づくと底なし沼のようにその魅力に引きずりこまれていってしまう……という、ある意味最も危険なメンバーであり“リアコ枠”と呼ばれている。

かっこよさだけでなく、メンバーが彼の長所として口々に挙げ、さりげなくあふれ出る優しさも“リアコ枠”と言われるのに一躍買っているかもしれない。

またじわじわ気づくポイントに「色気」がある。左右の目の印象が違う（雌雄眼という）ところや、きれいな指など、よく見ると色気ダダ漏れなのだ。

そんな彼のかっこよさが溢れ出てしまったのが「君の彼氏になりたい」のセリフ。全スノ担が悲鳴をあげたのではなかろうか。これはアカン。

30代になりより大人の魅力が増していくであろう彼が、今度はどんな方法で私たちを引きずり込んでくれるのか楽しみだ。

さりげない魅力が光る深澤くん、今後の活躍にも期待

ここまで書いて改めて思ったが、深澤くんの魅力は「しっかりこなしているがさりげない」ところにあるのかもしれない。

デビューまでにJr.を15年間経験し、途中所属したグループがなくなることも多かった。「このグループ（Snow Man）だけはどうしても守りたかった」と話していた、グループ全体を見渡せる彼だからこそ出せる魅力かもしれない。

これを読んだあなたも、深澤辰哉の沼にハマってみてはいかがだろうか。

（文：ぐみ）

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