「俺かわ」第8話:和泉(芳根京子)の意味深な表情のワケは?
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山田涼介主演のオシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」が2022年4月16日より放送スタートする。
山田涼介演じる”あざかわ男子”丸谷康介と、芳根京子演じる”ロボット女”真田和泉の、不器用な大人同士の胸キュンラブコメディ。あざとかわいさで何でも乗り切ってきた男子の”消費期限”が近づきつつあるなか、恋愛経験ゼロのロボット女と出会うことで、変化が起きていく……?
本記事では、第8話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第8話レビュー
晴れて恋人同士になった丸谷(山田涼介)と和泉(芳根京子)。このまま順調に愛を育んでいくかと思いきや……丸谷にとって、須藤(津田健次郎)に代わる新たな”恋のライバル”が出現した。それが、弥生ビール営業部にやってきた人事コンサルタントの大和(森崎ウィン)である。容姿端麗で仕草もスマートな大和が和泉と話すのを見て、旧知の仲だと早合点する丸谷。「和泉」「大和」と名前で呼び合っている様子は、元恋人同士と勘違いしてしまってもおかしくない。
しかし、視聴者の方はお気づきだろう。大和と和泉は双子の兄妹だったのだ。親同士が離婚した関係で、苗字が違うだけだった。
人事コンサルの一環で、個別のヒヤリングを受けた場でその事実がわかった丸谷は、ホッと胸を撫で下ろす。しかし、和泉の表情は芳しくない。
よくよく見てみると、和泉が大和との再会に喜んでいる様子は、一切見られなかった。常に表情を曇らせ、必要なこと以外は話さないようにしているかのようだ。
二人が元恋人同士ではなく兄妹だった事実に、丸谷は安心しているようだが……。もっと注意深く和泉のことを気にかけてあげないと、また「康介は自分のことにしか興味がない」と言われて振られちゃうぞ! と、見ているこちら側は心配してしまう。
案の定、和泉のことを気にかけた丸谷に対し、彼女は「これは私たちの問題ですから」と線を引いてしまった。
和泉にとっての元上司だった須藤も言っていたが、どうやら和泉は周りから「研究職に未練がある」と思われている節がある。しかし、彼女自身はどうやら「自分の居場所が欲しかった」だけで、どうしても研究職を続けていきたいわけではなさそうだ。
和泉の本当の気持ちを、丸谷が早めに汲み取ってあげられればいいのだけど……。
そんなこんなしている間に、和泉に”最大の秘密”がバレてしまった。突如現れた謎の男=未来の丸谷康介(古田新太)の存在について。丸谷は彼のことを、急場凌ぎで「自分の父親」と偽っていたのだが……和泉に嘘をついていたことが知れてしまったのだ。
「どうして私だけ本当のことを話さなければいけないのか」
「私が会っていたのは、いったい誰だったのか」
和泉の言うことはもっともすぎる。かといって、丸谷の立場から「実は彼は、自分の未来の姿で……」なんて説明できるわけもないだろう。お互いに秘密を抱えていることがわかり、せっかく結ばれた関係にヒビが入りかける。
そして、ついに……丸谷の「可愛い」にも消費期限が訪れてしまったようだ。タイムリミットを目前に控えた丸谷は、この後どう行動を起こすのか?
次回の最終回は1時間拡大スペシャル。どうにか二人に幸せが訪れてくれることを、願うばかりである。
(文:北村有)
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