「赤いナースコール」第9話:浅田美代子、21歳の謎が解明!ストーリーは相変わらず緊張感の続く“お化け屋敷”状態!
©「赤いナースコール」製作委員会
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佐藤勝利(Sexy Zone)主演のドラマ「赤いナースコール」が2022年7月11日深夜スタート。
秋元康が企画、原作を手掛けた本作は、事故がきっかけでとある病院に入院したカップルがトラブルと恐怖に巻き込まれていくノンストップミステリー&サスペンス。テレビ東京ドラマ初主演となる佐藤勝利が主役・春野翔太朗を演じる。
本記事では、第9話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「赤いナースコール」第9話レビュー
佳境を迎えても犯人の予想がまったくつかないドラマ「赤いナースコール」。まるで“お化け屋敷”のように毎話、ハラハラドキドキが止まらない。
9月5日に放送された第9話ではさらに2名の登場人物が殺された。
前回、榎木田記念病院の連続殺人事件の捜査をしていた刑事、工藤(池田鉄洋)がトラック運転手の宇田川(長野克弘)に刺されたところで終了した。
一命は取り留めたものの、予断を許せない状態の工藤が心配だ。
執刀したのは犯人フラグがずっと立っている、病院長の榎木田(鹿賀丈史)と石原(板尾創路)というのも恐怖しかない。
翔太朗(佐藤勝利)とアリサ(福本莉子)が工藤の容態を心配している中、病院の旧館でホルマリン漬けにされた宇田川の遺体が見つかる。
近くには「全て私がやりました」というメモを残して。
宇田川は犯人に利用されたのだろうが、それにしても殺され方がひどい。
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第9話で驚くべきことは313号室の津田(山本浩司)と山根(ベッキー)が男女の仲だったこと。
2人で病院の広報担当である遠山(岩本淳)を脅し、理事長室のデータを盗もうとしている。
遠山を電話で脅しながら高笑いをする2人。
もしかしたらこの2人の笑い声は以前、加藤刑事(堀口紗奈)が殺された時間にアリサが聞いた男女の笑い声かもしれない。
さらには看護婦の西垣(浅田美代子)と榎木田の会話からこの夫婦の間に隠し事があるよう。
「あの事を忘れないために私はずっと21歳のまんま。年を取らないことに決めてるの」
と、西垣が言えば
「あれから45年か……。」
と榎木田が回想。
ここで西垣の年齢が66歳と判明。
45年前に何があったのだろうか。
さらに
「あの事がなければ、あなたに土下座されたってここには戻らなかったわ」
と、西垣の言葉から相当大きな出来事があったことが推測できる。
「まぁ、いいじゃないか……。人生最後の余興だ。付き合ってくれ。これから面白くなるぞ」と、西垣をなだめる榎木田。
人生最後の余興?
どういうことだろう。
別のシーンによると榎木田には息子が存在していたようなセリフがあった。
西垣との間に息子がいたのかもしれない。
今回のドラマで筆者は、浅田美代子のコミカルだけど含みのある演技に引き込まれている。
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第9話はさらにストーリーが進展した。
アリサの病室を翔太朗と同室の後藤田(森田甘路)が訪ねた。
後藤田が言うには翔太朗と榎木田は以前からの知り合いでは?という。
「明日、翔ちゃんに聞いてみます」というアリサに対し後藤田は
「もう少し、様子をみましょう。意図があるのかもしれなし」と。
さらには
「これでもし僕が殺されたら春野君のことは置いて一人で逃げなさい」
なぜか突然、上からの言い方!
後藤田は何かを知っているのか?
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ラストシーン。
怯えた表情で家路につく遠山が背後から何者かに襲われた。
体がすっぽり入る大きなビニール袋に自分が入れられていることに気付くと、その横では犯人らしき人物が掃除機のような機械のスイッチを押す。
すると、遠山が入れられているビニールはあっという間に真空状態に……。
遠山の苦悶の表情でTo be continued……。
やはりこのドラマはお化け屋敷だ!!!
(文:駒子)
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