「親愛なる僕へ殺意をこめて」第5話:京花の「今まで誰にも言えなかった過去」が壮絶すぎて絶句!
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Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める“水10”ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」が 2022年10月5日(水)22時よりスタート。 連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生エイジ(山田涼介)。ある日、自分は二重人格者ではないかと疑うような出来事が起こり——。共演は、川栄李奈、門脇 麦、尾上松也、早乙女太一、遠藤憲一ら。
本記事では、第5話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
「親愛なる僕へ殺意をこめて」第5話レビュー
「エイジ君にぜひ見てほしい場所があるの。そこで話すね。今まで誰にも言えなかった私の過去——。それから畑葉子さんの事件のことも……。」
京花(門脇麦)の口から葉子(浅川梨奈)の名前が出た。
そのことに驚くエイジ(山田涼介)だったが、京花のいう“見てほしい場所”へついていくことに。
そこは、京花が幼い頃に育った団地だった。
京花は実の親から壮絶な虐待を受けて育ち、自分で自分の首を絞め、壁に頭を打ち付けて死のうとしたが、死ねなかったと告白した。
その話を黙って聞くエイジ。
壮絶な京花の告白には同情しかなかった。
今は自分のことを可愛がってくれる養父母がいて、何不自由なく暮らしている。
さらに、エイジという相思相愛の相手もできた。
過去の辛い記憶は一生消せないとは思う。
けれど、これから迎える未来は明るいに違いない。
京花には絶対に幸せになってもらいたい!
――と、思った矢先……。
京花の告白は続いた。
「私の前にある日、白馬の王子様が現れたんだ!それはね、エイジ君……」
そこで満面の笑みを浮かべ、照れるエイジ。
「エイジ君…の、お父さん!」
へ?
「エイジ君のお父さんのLLがね、私のお姉ちゃんを殺してくれたのっ!!!」
そう、嬉しそうに話す京花。
えーっと、ええええええ!!!!
「ごめん、言ってる意味がぜんぜんわからないんだけど!」
エイジが視聴者の声を代弁。
うん、うん、著者にもわけがわからない。
京花の話を要約すると、京花の姉は優等生であったものの家族に内緒で売春をしており、LLに殺されたらしい。
そのことにショックを受けた母親は自殺。
家族崩壊の末、京花は施設に保護されたという。
さらに京花の実父は白菱(佐野史郎)だった。
その白菱もその部屋にいた。
しかし、すでに息絶えた状態で押し入れから登場!
想像もしていなかった展開にただただ驚いた第5話。
B一の言う通り、エイジはB一が作った人格なのか?
LL事件の真相は?
まだまだ謎だらけだ。
一つ言えることは、山田涼介と門脇麦の若い演者の演技が素晴らしいこと。
2人が豹変する場面は背筋が凍った。
全9話の同ドラマ。
すでに折り返しているが、結末がまったく予想できない。
エイジの父役の遠藤憲一がどうしても気になる。
後半戦、遠藤の出番が多くなるような気がするのは、筆者だけではないはず――。
(文:駒子)
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