映画コラム

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2022年11月14日

『すずめの戸締まり』松村北斗の良さが凝縮!宗像草太“4つ”の魅力

『すずめの戸締まり』松村北斗の良さが凝縮!宗像草太“4つ”の魅力


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11月11日(金)に公開となった新海誠監督による最新映画『すずめの戸締まり』。本作で、SixTONES・松村北斗は“災い”をもたらす扉を閉じる「閉じ師」の青年・宗像草太を演じている。

新海誠曰く「難しい役」と言われる草太役に、オーディションを経て選ばれた松村。なぜ彼が宗像草太に選ばれたのか。宗像草太というキャラクターの魅力と、そこに通ずる松村の声の魅力を解説したい。

※本記事は『すずめの戸締まり』のネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください。

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日本が誇るアニメーション監督・新海誠の最新作『すずめの戸締まり』に、松村北斗が出演すると発表されたのは、2022年9月6日(火)のこと。筆者がその情報を知り得たのは、本作の公式Twitterによる発信だった。「閉じ師」の青年・宗像草太役を務めるとの文言と、白い空間の中で子ども用の椅子のようなオブジェに手をかけて柔らかく微笑む松村の写真。解禁された情報を知り「特報映像に映りこむ長髪の青年だとしたら、すごくハマり役になりそうだ」と直感的に思ったのを覚えている。

しかし、同日の夜に東宝の公式YouTubeチャンネルに投稿された「映画『すずめの戸締まり』YouTube特番~IN FRONT OF THE DOOR~」での初出し映像を見て、ファンは衝撃を受けた。



なんと草太は、物語の途中から主人公・鈴芽(原菜乃華)が幼少期に使っていた椅子になってしまうのだ。「椅子の声」……文字にしてみると、ますますよくわからない状況だが、松村はいったいどう演じるのか。

期待と不安を胸に映画館へと足を運んだ公開初日、そんなことは杞憂に過ぎなかった。青年・草太、および椅子・草太を演じる松村の声を聞いて、彼の声色の幅広さ再確認し、彼だからこそできる役だと感じたからだ。

なぜ、そう思ったのか。ネタバレを含みながら、特に推したいポイントを紹介したい。

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©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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