映画コラム

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2023年01月14日

【全力考察】『THE FIRST SLAM DUNK』が描きたかったこととは?

【全力考察】『THE FIRST SLAM DUNK』が描きたかったこととは?



これ以上ない、完璧な原作がある。それが映像化されるなると嬉しい反面、不安も募るものだ。思春期真っただ中から大人になった今に至るまで、何度も何度も読み返したバスケットボール漫画の金字塔「SLAM DUNK」も、そんな1作だった。

社会現象を巻き起こした同作は、1993年10月から1996年3月にかけてアニメ化されている。いよいよ全国の舞台が描かれる、というところでアニメは終わった。原作で描かれた全国での名シーンがアニメで観られる未来に思いを馳せたファンも多いのではないだろうか。

2021年1月7日。作者の井上雄彦先生のTwitterでスラムダンクが映画になると発表された。思い描いた“未来”が現実になるかもしれない喜びと、原作漫画のあの躍動感、スピード感を映像にするのは限界があるだろうという思いも巡る。

2022年12月3日。『THE FIRST SLAM DUNK』は、そんないちファンの不安をいとも簡単に吹き飛ばした。アニメ・原作に次ぐ“はじめての感動”を、映画館で再び味わう形で。

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※本記事では『THE FIRST SLAM DUNK』のラストシーンを含む映画全体の内容に深く触れております。鑑賞を検討されている方は、鑑賞後の閲覧を推奨いたします。

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