映画コラム
<解説&考察>『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』鑑賞後に確認したい“5つ”のポイント
<解説&考察>『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』鑑賞後に確認したい“5つ”のポイント
2. ラストシーンを解説
本作のラストでは最強の敵"ハイ・エボリューショナリー"との決戦を終えたメンバーがそれぞれの道に進むこととなりました。以下ではラストで示唆された彼らの今後をまとめました。
スター・ロード/ピーター・クイル
……祖父のいる地球へ帰還
ロケット
……新たなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー
グルート
……新たなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー
ドラックス
……惑星・ノーウェアに残留し、ハイ・エボリューショナリーから解放された子供たちを育てる立場に
ネビュラ
……惑星・ノーウェアを統治する立場に
マンティス
……自分探しのため、新たな旅へ
また、ガモーラ役ゾーイ・サルダナ、ドラックス役デイヴ・バウティスタは本作を最後にMCUを卒業することを公言しており、3部作の監督・ジェームズ・ガンもDC映画への移籍が発表されています。
このことから本作がGotGシリーズの完結編であることが決定づけられました(新たなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの活躍が描かれる可能性もゼロではないですが……)。
そして本作のミッドクレジットシーンでは新たなGotGのメンバーが登場。
以下が劇中で明かされたキャラクターたちです。
・ロケット・ラクーン
・グルート
・クラグリン
・アダム・ウォーロック
・コスモ
・フィラ
"ラクーン"を名乗るようになったロケットを筆頭に、成長し強化形態となったグルート、クラグリン、コスモとGotGの一部メンバーは継続。
また、強敵だったアダム・ウォーロック、ハイ・エボリューショナリーの支配から救出した白髪の少女・フィラが新たなメンバーとなりました。
ちなみに原作のアダムはGotGの創設メンバー、フィラはフィラ・ヴェルという名前で登場するGotGのメンバー。
特にフィラはクエーサー、マーティルという別名を持ち、元キャプテン・マーベルでもあるキャラクターです。
ドラックスの娘でもあり、本作では彼の養子ともいえる位置づけなのかもしれません。
明確にはされていなかったですがドラックス、ネビュラも惑星・ノーウェアがチームの本拠地になっているため、メンバーに含まれるかもしれません。
エンドクレジット後にはスター・ロードことピーターが登場。
彼が祖父と数年ぶりの家族だんらんを迎える様子が描かれます。
この場面では祖父の読む新聞に「ケヴィン・ベーコン誘拐事件」の見出しが躍っていましたが、これは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』からの小ネタとなっています。
また、ラストの文言「伝説のスター・ロードは帰ってくる」は彼が今後もマーベル作品に登場することが示唆されました。
地球のヒーローと出会うのか?はたまた宇宙に戻るのか?シリーズの完結を踏まえると他作品へのゲスト出演が予想されますが、ひょっとすると配信ミニシリーズの主演になるなんてことも……。
ちなみにクリス・プラットは過去のインタビューでデアデビルの悪役・キングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオとの交友関係を明かし、共演を希望していると言及。
真相は謎に包まれたままですが、期待が高まるばかりです。
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