オススメコラム

映画コラム

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が賛否両論である理由と、それでも観て欲しい理由をいま一度考える。

2000年に制作されたデンマーク映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を紹介・解説します。本作はカンヌ映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞しました。※追記:2021年12月10日〜4Kデジタルリマスター版の新宿ピカデリーでの上映を記念して、本...
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テニスは映画も意外と熱い!オススメテニス映画5選!

2021年のスポーツが少しずつ動き出してきました、プロ野球がキャプインしたり、欧州サッカーリーグが動き始めたりしています。そんな中で、テニスもまた動き始めました。まずは、四大大会の全豪オープンテニスです。昨年ほどではないにしてもやはり新型コ...
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『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』の「5つ」の魅力を徹底解説!隠された父と息子の物語とは?

1997年に公開された『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』が、2021年2月5日に金曜ロードショーで放送されます。本作は今に至るまで絶大な人気を誇る劇場版『名探偵コナン』の記念すべき1作目。2016年に開催された歴代映画人気投票では、19作...
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メキシコの女性画家・フリーダ・カーロ、彼女をめぐる2つの映画の見どころ

一度目にすると、釘付けになる。痛みを感じて目を逸らしたいのに、なぜか吸い寄せられるようにまた見てしまう。メキシコを代表する現代美術の女性画家・フリーダ・カーロの絵には、人の感情をえぐる何かが凝縮されている。芸術家を一人ずつピックアップし、作...
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映画「哀愁しんでれら」と、幸せがもたらす超ダークサイド|東紗友美の”映画の読みかた”

児童相談所に勤める裕福ではないものの、真面目で優しい女性・小春(土屋太鳳)。彼女は運命の出会いを果たしたエリート医師・大悟(田中圭)とのシンデレラストーリーを駆け上るが、その後少しずつ自分自身を見失っていく。そして、ついには社会を震撼させる...
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『モルエラニの霧の中』レビュー:大杉漣、小松政夫も出演の“七つの記憶の物語”

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」映画をめぐる環境は常にめまぐるしく変わっていくもので、現在は日本全国から発信される映画製作も盛んになってきています。それは単に地方ロケしたものということではなく、それぞれの地域の有志、地域の映画作...
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『天国にちがいない』レビュー:“現代のチャップリン”の旅から窺えるパレスチナと世界

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」パレスチナ問題とは、実に複雑怪奇で、とても簡単に語ることなどできないものでもあります。しかし、そのパレスチナ問題を常にユニークな視点で描き上げ、“現代のチャップリン”と称される映画監督がいます。”...
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試写会で絶賛一色の異常事態!『花束みたいな恋をした』は何が魅力的なのか?

映画業界内で絶賛の声“だけ”いきなり内輪の話をするのもなんですが、昨年の末頃から映画業界の界隈で絶賛の声しか聞こえてこない映画がありました。 それが菅田将暉と有村架純が共演したラブストーリー『花束みたいな恋をした』です。脚本を手掛けたのは元...
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『羊飼いと風船』レビュー:風船=コンドームが示唆するチベットの女たちの悲劇

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」どこの国にも独自の文化と、世界中どこも変わることのない普遍的な営みがあります。そこに電気や車などの文明が入り込み、それぞれはせめぎあい、軋みあっていきます。チベット映画界の名匠ペマ・ツェテン監督の...
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『どん底作家の人生に幸あれ!』レビュー:英国文豪のユニークな人生讃歌!

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」チャールズ・デイケンズといえばイギリスの偉大なる文豪としてあまりにも著名な存在で、その映画化も数多くなされています。彼が自伝的小説として1850年に発表した『デイヴィッド・コパーフィールド』もその...