映画コラム

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「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」「 ありがとう、全てのエヴァンゲリオン」

0706作戦においてお披露目された冒頭10分40秒00コマのパリでのシーン。予め展開が分かっていたとはいえ、スクリーンで目にしてこそ胸震えるものが宿っていた。その後の展開に関しても、言わずもがな驚きと衝撃と感動の連続。考え過ぎかもしれないが...
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『MISS ミス・フランスになりたい!』 レビュー:性別・年齢関係なく、背中を力強く押す名作!

キラキラした映画だったなあ、『MISS ミス・フランスになりたい!』。 “ミス・フランス”とは、いわゆるミスコン、ミスコンテンストのこと。女性が美しさと情熱を競い合う、あれでしょう?とわかった風にして脇に置いてしまってはいけません。対象が女...
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『ワン・モア・ライフ!』レビュー:92分だけ生き返った男の人生の懺悔と家族への愛

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT交通事故で死んだものの、寿命計算システムの故障で92分間だけ生命が延長されることになった主人公パオロの、ほんの少しのワン・モア・ライフ。設定から、その92分をリアルタイムで突き進む話か...
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『ラーヤと龍の王国』レビュー:「信じる」ことを訴えるディズニー3DCGアニメの傑作!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTコロナ禍の影響でなかなか新作映画の劇場公開が滞りがちな中、ようやくディズニーが新作を映画館でお披露目(ディズニープラスのプレミアアクセスと同時公開)。それだけでもありがたいところなのに...
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『ARIA The CREPUSCOLO』レビュー:伝説的癒し系アニメの最新作が、ついに映画館にお目見え!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」2021年3月5日からアニメーション中編映画『ARIA The CREPUSCOLO』の全国劇場公開が始まりました。天野こずえの同名漫画を原作とする伝説的な癒し系TVアニメーション・シリーズの後...
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家飲みのレベルが向上した今、家で映画を観る時に飲みたい酒と肴

新型コロナ感染症の拡大に伴い、家で映画を観る機会が増えたという人も多いのではないだろうか。コロナは映画鑑賞の画面サイズをミニマムまで抑え込んだが、その一方で「映画を観る時に何を飲むか、食うか」の酒肴ユニヴァースを、懐さえ許せば無限にまで拡大...
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『ラスト・フル・メジャー』レビュー:オールスター・キャストによるヴェトナム戦争秘話

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTふと気がつくと、ヴェトナム戦争も終結からまもなく半世紀を迎えようとしています。この間に数限りなく、アメリカは初の大敗を喫した戦争を題材にした映画を作り続けてきました。そしてここにまた新...
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『太陽は動かない』日本映画史に刻まれる特大スケールのバディ映画が誕生!

『怒り』『悪人』などのベストセラーで知られる人気作家・吉田修一の同題小説『太陽は動かない』を、『海猿』『MOZU』の羽住英一郎監督が映画化。主演は藤原竜也、共演に竹内涼真、佐藤浩市など。ブルガリアでの大掛かりなロケーションなど、日本映画にな...
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『カポネ』レビュー:暗黒街の帝王アル・カポネ、その堕ちて壊れた最晩年の衝撃と悲哀

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTアル・カポネ(1899~1947年)といえば、20世紀前半、禁酒法時代を含むアメリカ暗黒街を代表する大ボスであり、犯罪映画いおいては悪役の代名詞ともいえる存在でもあります。ブライアン・...
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『野球少女』レビュー:ガラスの天井要素を絶妙に織り込む、爽快スポ根映画!

『はちどり』『82年生まれ、キムジヨン』に続くガラスの天井要素を絶妙なバランスで織り込みつつも、爽快感を忘れないスポ根映画が生まれました。昨年Netflixで「愛の不時着」と同様に強い人気を博した「梨泰院クラス」でトランスジェンダーの料理長...